身内の悪口です。嫌な方スルーしてください。


病院で動けない暮らしをしていると、昔のどうでも良いことを、色々思い出してしまいます。


みなさんは、こんなことありませんか?

嫌なことや喧嘩した時、こういえば良かった。こう言えば変わったかな?

そんな思いしたことありませんか?

言葉足らずというか、その瞬間、対応ができなかった。ああ言えば……こう言えば……

執念深いのかな?


実家が複雑なのは、時々書いていますので、知っている方も多いと思います。


6歳で母が亡くなり、2年ちょいで再婚した父。

戦後の男不足で、器量が悪く行き遅れて、親と兄のもとで働きもせずいた女性に結婚話が来た。

舅姑、娘2人いようとも、飛びついてきた。

すぐ自分の娘を産み、自分で自由にできるお金を持った途端、好き勝手にし始めた継母。

所詮、おぼっちゃまだった父、何人かと見合いをしたが、私たちに相談も、報告もなく結婚。

大人になって聞いたことがある。「なぜ、彼女を選んだのか?」と、

「ブスは家庭的だと思った」男の幻想❗️バカだねぇ。

よく、美人は3日で飽きるとかいうが、ブスで家事もできない女に取り柄はあるのか?


私たちには、10円のお金すら出し惜しみ嫌味を言われた。

祖父母がいたのでぐれもせず暮らしたが、家を出ることを最終目標にし、

東京に行くといった時、父は、都会に憧れていると思ったようだ。

地元にいた方が、もう指名で仕事の話まで出ていたのに。


モデルの習慣から、良い衣類や良い食事を覚え、「量より質」少しで良いから、良いもの食べたい。

靴とコートと着物はいいものが欲しい。そんな癖がつきました。


今は、「どこで見つけるの」と言われるとんでもないもの着てますが、

50年前には、2万以上の靴。5万以上のコートが当たり前でした。

そして、着物の道楽にハマった時期があり、結婚後、いいものを作った。

仕事でいいものを見てしまうと、ダメですね。

しかし、実家に行く時に、コートや靴は見られるが着物に関しては、見せてもいないし、話してもいない。



彼女が産んだ娘も、なかなか縁がなく、焦りまくって、30直前に見合いで結婚が決まった。

夏に見合いして冬には挙式。はっちゃけた親は、留袖を作った。持っているのに、新調した。

彼女は「質より量」の人で、ガラクタを数買う人ですから、着物の価値も高が知れている。

買ったと同時に、前の着物を私に回すということになったらしい。

姉は持っている。

昼日中に、父がはしゃいでTELしてきた「お母さんが、着物をあげる」って。

「私は持っていますから、必要ありません」断りました。

しかし、父の耳には入りません。いくら言ってもわからなく、ついに荷物が来てしまいました。


いくら言っても、当日私が着ている姿が楽しみと言って聞きません。

体型が全く違うから、仕立ても違うし、柄も似合わない。

着るとなると襦袢は私のものでは合わない。


いつもお世話になっている呉服屋さんに相談しに行ったら、見た瞬間、言葉を失った。

生地を見れば価値がわかる。今まで私が買っていたものとは、段違いに品物が違う。

しかし、妹の結婚式、無視して、余計なトラブルを起こすのも憚られる。

それのためだけの襦袢を作った。安くない。


不本意ながら、当日、その着物を着た。何度かお世話になった美容室の方も、違いに気づいて、驚いた。


その数年後に、あの騒動で全ての縁を切った時に、妹に、襦袢も添えて送った。


あの時、最初に、「3桁万円の加賀友禅、作家物の色留袖がある」と言えば、引いてくれたかな?

これは、棺に入れてもらおうと思っている。

いまだ、眺めているだけで、ため息が出る。友人知人の結婚式で来て、いつも褒められました。


おまけに、この結婚式、妹は、長女として案内状を出している。

確かに、私たちは、養子縁組していないから、あの2人の長女には違いないが、席次表に、姉が2人もいる。

他の出席者もいるのだから、三女にしておけばいいのにって、思うのは私だけ?