病院ネタのついでに、ナースさんのあれこれ話してみますね。
昔は可愛いスカートに白いストッキング。ナースキャップが当たり前でしたね。
いま実用的になって、様変わりしてきました。ナースマンが増えてきたことも一因でしょう。
白いパンツに、動きやすい上着。よく見るのが、えんじ色かネービーブルー。
先日、色の違いは、意味があるかと聞いてみた。
最初に支給され、好きなものを着ると言うことだった。
昔、グリーンも支給されたことがあったから、長くいる人は持っているとのこと。
ピンクも支給されたが派手なので、あまり着ないとのこと。
「そんなことない。可愛いじゃない」そんなこと言っていたら、次の日、ピンクが何人かいた。
病棟のある大きな病院は、泊まり勤務もあって、大変である。
日勤、夜勤、泊まり、明け。こんなサイクルでシフトは回るようである。
夜勤などは、夜中に仕事が終わることがある。
そんなときは、手配されたタクシーで帰ったりする。
昔、入った病院で、私のベットから、正面入り口が見える。
お迎えの車が列をなす。若い恋人のような彼女のお迎えの車、ほのぼのとしていた。
ナースになるために、大体が専門学校に行く。昔は、住み込みで働いて、資格を取るコースもあったらしい。
専門学校で、試験の前には、病院で実地研修になる。
そんな時期に入院したことがある。まだ若い子が、地方から出てきて、寮に暮らして試験を受ける。
不安な気持ちを、抱えて、弱きになる子も多い。そんな子を励まし、話を聞いてあげる。
発表の時、真っ先に嬉しそうに報告してくれた。そのまま、続けていれば、今頃、大ベテランでしょう。
まるで我が子のように、一緒に喜んだ。未来に希望溢れて頑張っていた子達。
あんな3Kの仕事。国会で惰眠を貪る議員に大枚を払うなら、現場で働いている人に多くのものを
渡して欲しい。国会議員のお食事会のお土産に、10万ものお金をばら撒くのなら、もっと配るところがあると思う。