昨日買ってきました。これから、すき身を取ります。

マグロ問屋さんなので、解体した時に何パックか、出てきます。

今日は特にいい状態のものが入っていたので、しっかり吟味していた。


この頃、引退して、お身体も、お財布もゆとりのありご夫婦が

ドライブして、ランチ。ちょうど良い距離なのか、お二人で出掛けて

色々巡って、魚屋さんあたりも覗いてみる。


昨日も、私がみている隣に、男性が来て、私の手元を見ている。


きっと、サラリーマンだったのでしょうか?

現役時代は、銀座、新橋ETCいるいる美味しいもの食べて歩いたのでしょうね。

バブル時代あたりは、珍しいもの、美味しいものが、お皿に乗った姿は知っているのでしょう。


魚屋さんでマグロのアラを見て、そんな日々を思い出したのでしょう。

「この骨のところスプーンでこそぎ取って…’」昔お料理屋さんで見た景色が浮かんでくるようだ。


横で、女性はシラーとしている。「私出来ないから‼︎」見もしないで、動いていく。


昔、主人の大先輩たちに、夫婦共に可愛がられた。夫はあまり飲まない。

私とおじさまたちが盛り上がる!奥様は、びっくりしていたが。

ある日、誘われ出かけることになった。主人が、運転するから飲んでいいよというので、

「伊勢海老、鮑、サザエ」張り切ってお土産を買った。

お酒もいい加減に進んだ頃、奥様がすごいお土産をいただいたと言ってきた。


酒、肴、美食家と言われる(お金もある)おじさまのグループがあった。

すかさず、奥様に「鮑、刺身にして持ってきて」、奥様。目が泳いでいる。返事がない。

私より、20も上のいいうちのお嬢様。鮑⁉️無理よねぇ。仕方ないから私が捌いたが、シラフのうちに言ってくれる?

伊勢海老もしますか?と聞いたら、「茹でました」茹で汁は?「捨てました」

泣きたくなったけど、海産物は、確認とってから、持っていくべきですね。

さぁ、これから、台所立ちますか!そんな暑くないから、マグロの美味しいところ食べにおいで。