この中でも、ご本人も高齢者の尻尾に触りそうなお年になりながら、

ご両親、ご義父母様の面倒を見ている方の多いこと。

まして、長い間、終わりのわからない介護を、

自分の体も「どっこいしょ」と言いながら面倒見ている人に頭が下がります。


親や周りからの話に、「としだしな」と結婚して、あたり前に子供を持って、

育て上げ、孫に囲まれて一生を終わる。

すごく羨ましい。みんなが幸せだとは言わないけれど、命を繋いで

花や野菜を育てて、それを愛でる。小さなことに、一喜一憂して、家族よね。


この頃、結婚の考え方が変わってきているようで、話を聞いていると驚くことばかりである。

バブルの頃かな?湘南にも、そんな若夫婦が流れてきました。


顔よりも(ハンサムに越したことはないが)お金!!

希望2000万。次男(親の介護無し。遺産はもらう)などなど。


義母は、今生まれれば良かったのに!あっ!顔が悪い!

明治生まれ。西の方の田舎(ボカします)で生まれ、3才で母を亡くし、

父の田舎に転居。6才で父亡くなる。母方のもっと田舎に引き取られる。


親戚とはいえ、大正時代、東京で、商売が当たって「成金」になっ叔父がいると聞くと、

顔も知らないのに、押しかけて、面倒をみてもらった。

20年以上食べさせてもらって、女学校にも行かせてもらって、その後プータロー。

まぁ、じぶんの娘でもないし、性格に難ありで、いいところに嫁にですという気もなかったらしい。

30まで、ふらふらして、「黙って手を出せば、お小遣いもらえた」

その育ての親の訃報が入った時、「もう関係ないもの!!!」と、シカトした。



         続く