この頃、テレビも真面目に見ていないが、「ハナミズキ」の曲が聞こえてくると、
ふっと目を向ける。
小さな子が山道を走り降りてくる。ゴロゴロ岩場で、道の横は何もない。
転んだら危ない!
サントリー天然水のCM
ハラハラしながら見ていた。
2歳?まだ3歳にはなっていないのでは?リュック背負って、一生懸命走る姿が、
我が子に見える。
転んでも大丈夫のように、オムツ一枚入れた布製のリュックを背負って、
軽く履きやすい布のブーツ履いて、飛んで歩く。
まだ、幼稚園にも行かない時だから、毎日、海や山に散歩した。
江ノ電に乗るため鎌倉も行った。
1番一緒にいた時だから………
あの姿、どうしても我が子に見える。
「転ぶよー。気をつけてー」つい声をかけてしまう。