春になるとご近所の庭先に、天草が干される光景が現れる。

海で拾ってきた「テングサ」は、紫色をしている。

ゴミをとって綺麗にして、広げて干す。色が抜け白くパサパサになったら出来上がり。

乾燥して日持ちするようになる。

これを煮溶かし、固めると、ところてんになる。


心太を寒い地域(長野の諏訪あたりが有名)で、寒い時に雪の上などに晒し、

凍らしては溶けるを繰り返して乾物になったものが寒天である。


海で取るのも結構大変で量も必要になるから、

「テングサ」と乾燥したものを買ってきて、家でところてんや、寒天を作る。


私の好み。『豆寒』この頃、甘味屋さんに行っても、メニューにないようになってきている。

「あんみつ」「みつ豆」のようにいろいろ入っていなくて、寒天と赤えんどう豆だけのものである。

豆をたっぷり入れたい❣️自分で作っていたこともあったが、

この頃、乾物屋さんが減ってきている上に、

豆をいろいろな種類を置いている店が少なくなっていて、手に入れにくくなってきている。

問屋街にでも行かなければ難しいのでしょうね。

わたしが行くスーパーに「横浜銚子屋」さんのもの売っているので今、それを買っています。

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