この頃、テレビがつまらない。ニュースコーナーを拡張しても、

ネタもなければ、考えなしの企画を入れたりする。


昨日のTBS報道特集。

山梨少年殺人放火事件。番組の多くを使って犯人の母親に独占取材していた。

両親を殺され、妹も襲われ、、未だ正常に暮らすことも、人前にも出られない被害者がいる。

勝手に惚れられ、断ったら殺される。自分が悪いと責めているらしい。


確かに、我が子に死刑判決が出たら、もがき苦しむでしょう。

母親のいい加減な生活がネックのようであるが。

テレビ局の人間と一緒にニュース速報を眺め、「死刑」の文字に泣き叫び兄弟に、まだ確定ではない。

などと言っている。

テレビ屋は何を言いたいのか?犯人の母も、謝礼をもらっているから出てくるのだろう。

見せ物ではない。全てが現実である。人生を壊され、全てをなくした人たちがいる。



そして、もう一つ過激派の「桐島聡」が見つかった件。

事件を知らない人たちが多くなってきた今、

50年前「三菱重工ビル爆破」の時、30分くらい前に近くを通った。

電車に乗り、家についてニュースを知り、驚いた。


50年逃げ回って、死の影を見た時、本名に戻りたい?

すべての患者を受け入れることで知られるあの病院は、救急車なら、そのまま入ったのでしょう。

今の状態なら、医療刑務所にも送致できないのでしょうか?

このまま、病院のベッドで最後を迎え、身内に引き取られるのでしょうか?

亡くなった人、重軽傷を負い長年苦しんだ人達。その家族。

このやるせない思いは、ぶつけられる相手が、するりと抜け落ちてしまうのでしょうか?