この頃、車で走りながら、いろいろな音楽を聞いでいる。


歌詞を聞きながら、バカなこと考えてしまう。

昔、武田鉄矢氏が、井上陽水氏の歌に、いちゃもんをつけていた。

「傘がない」傘くらい買えばよかと!「父の湯呑みは欠けている」

湯呑みくらい買ってあげればよかと!

そんなこと言っていた。


そんなこと思い出しながら、聞いている。

沢田知可子さんの「会いたい」、虎舞竜の「ロード」など、恋愛中に相手がなくなってしまう。

悲恋が胸を痛める。

しかし、ババァは、その生き残りの1人は、30年後どうしているだろうと思う。

子供、孫に囲まれて、小市民しているのだろう。


南こうせつ氏の「妹」。嫁いで行く妹に、不器用な兄が思いの丈を延べる。

いろいろ励ましながらも、最後どうしてもダメだったら「帰っておいで」と伝える。

父も、母もなく、兄弟2人きりで、妹が出戻ってきたら、

その頃には、結婚して、義姉がいる兄の家には行けないのではないか?


バカなことをふっと思い、笑ってしまう。

でも、その情景がわかる歌っていいですね。