地域猫って、知っていますか?
捨てられた猫や、野良猫がこれ以上増えないよう、有志や保護活動をする人たちが、
避妊手術をしたり、里親探しをしたりしています。
そして、最低限の餌をあげています。
手術した猫は、耳に三角にカットしています。
今いる猫の命は全うさせるが、これ以上増やさないということです。
しかし、今も、前も、海の近くに住んでいると、車で来て捨てていく人がいるのです。
大きくなって手に負えない。可愛くなくなった。
そんな理由で、海なら、人が来て餌がもらえると思うのか、危なくないと考えるのか?
時には、犬もいました。流石に犬は怖い。
散歩していたら、「猫おばさん」が餌をあげていた。
そこに、車で、すぐ近くの施設の人間が現れ、「この駐車場を管理しているものだ。猫に餌をやるな」
そう喚いて去っていった。
その施設は、誰でも使えて、宿泊もできるため、いろいろな団体が利用する。
ある時、年に一回、太鼓の団体が来ていた。
山の中でやってくれと言いたいくらい、家が振動して地鳴りのような音が一日中していた。
太鼓の数も凄そうだけど、演者はもっといるらしく、ノンストップで鳴り響く。
毎年、申し入れをして、やっとこなくなった。
そのほかにも、たくさんのトラブルを起こしていて、近所中が迷惑している。
コロナのため、完全に利用中止になったが、職員は居るので、暇を持て余しては文句を言いにくる。
確かに餌付けすることには賛否両論あるだろうが、普段は、どこかに潜り込んで餌が来たときだけ出てくる。
かえって、家の中に入られたり、ゴミを荒らされたりすることがなく、きちんとしている。
バイクの騒音撒き散らしたり、夜中に花火したり、朝から、バーベキューの匂いが漂うなどは、
人間の迷惑の方がひどいことがある。
選んで野良として生まれたわけではないが、暑さ寒さと闘い、ヘビやトンビ、カラスなどから逃れ、
せめて、わずかなご飯くらい与えてもいいのではないかと私は思う。

