このところ、タクシーの話が続いたので、たまには、モデルの話しましょうか?

ステージを歩く。雑誌に出る。普通はそう思いますが、表に出ない仕事もあるのですよ。

例えば、よその国でショーに出る美容師さん。日本にいるうちに、デザインを考える。

ファッションデザイナーさんと違って、実際の髪でやりたい。

ただ、日本人の髪質は、まるで違う。好みのモデルを指名して、数回、デザインしたりする。

一切、表には出ない。


それから、十二単の着付けの練習というのがあった。

よく、結婚式の衣装で、十二単風のものがあるが、あれは、襟元だけ重なっていて、普通の打掛と変わりない。

先の、即位の礼のように、たくさんの皇族女性が着る時、宮内庁にもいるでしょうが、

有名美容師さんも、駆り出されるらしい。

ほとんど、やらないこと。たまに練習をする。不思議にお声がかかった。

一枚来ては、仮紐で抑え、次を着せる。下の紐を引き抜く。これを続ける。

全部終わっても、もう一度となる。こちらも体力勝負である。だから同じ人を頼む。


不思議に苦しくないものである。重いがそれほど動くものでもなく、耐えられるものである。

普通の打ち掛けも、ドレスも、ショーでは、随分着た。


だから、自分たちの時はどうでもいいとなってしまう。

今思えば、横に夫と立った写真欲しかったかな❣️