コロナの影響で結婚式ができないカップルがたくさんいるようです。
まあ、結婚式も、時代と共に色々ありますが、ちょっとそんな話してみましょう。
20年近く前、それまでの親の意向が当たり前の式が、自分たちだけの式をしたがるようになりました。
ウェディングブックゃコーディネーターなどが出てきて、女の子の「お姫様願望」を刺激したのです。
その中に、「湘南ウェディング」がありました。
片方が地元ならまだしも、2人とも、縁もゆかりもない人たちが、湘南で結婚式を挙げる。
それは嬉しいことであり、地元にも、新しい商売ができた。
今までのホテルやレストランのほか、新しい結婚式場ができた。
土日になると、出席者が、たくさん駅から出てくる。駅からは、どこもタクシーの距離である。
ワンメーターのところから、4000円超えのところまで。呼んだ側がタクシー券を出す場合と、自腹とある。
来客も、数時間かけて出掛けてくる。女の子は安っぽいワンピース。車の中で、ご祝儀袋を書きお金を入れる人も出てくる。
無事、式、披露宴も終わる。本人たちは、首都圏に住んでいるし、当日は、お泊まりである。
親戚の人たちは、日本中から集まってくる。
東京まで行ってそこから、又延々と田舎に帰る。話を聞くと「これから、新潟、そこからまたね…」などと言われる。
友人たちは、そこから二次会。地元を知らない2人が、大雑把に、湘南というだけで会場を決める。
葉山で式を終わって、鎌倉、七里ヶ浜で二次会?聴いただけで驚く!どうやって移動するの?
相模湾、船で行く?
相手が「えっ!」驚く。「3時間で行くかなぁ」「無理よねぇ」そんな感じ。
逗子で終了後、葉山で親族だけで食事会をすると、タクシー8台呼ばれかことがある。
土曜に、10キロないとはいえ、1番の渋滞時間に、「何時に予約している」そう言われまして!
プロの維持で、8台連なって裏道使って、30分遅れで到着しましたが、わたしたちも、話聞いただけで無理だと思うことだらけ。
結婚コーディネーターたちは、現地を知って薦めるか疑問になってくる。
今、祭りの後のように、新しく作った式場は、土日の式だけではやっていけず、軒並み潰れている。
門を閉ざしたままや、建物も無くなり、駐車場になったところもある。夢の名残?残骸?