いじめがらみの話をいたしました。愉快な話ではありません。

徹底的に、学校と戦った話を一つ。ちょっと面白い話。


息子が高校の時。剣道は段を取ればやめていいと言う約束で、

他にやりたいことがあると言うので、文科系の部活に入った。


楽しく活躍していたらしいが、ほとんど名前だけの顧問がいた。

ある日、何を思ったのか、部員に召集をかけた。それも、新人の1人に、「集めておけ」と口頭で言っただけらしい。


動いていた部員たちの耳には入らず、集合しなかった。

翌日、「昨日来なかったものは、全員退部」と言ってきたらしい。


納得のいかない息子たち(相当数)が騒ぎ出し、父母の耳に入った。しっかり確認して、学校に出かけた。

副校長に会い、顧問に確認すると言う約束で、次の日に面会を取り付けた。


学校を出たところで思わぬ人と出会った。

その地に越した時、中学校の同窓会の役員の話が来た。私には、地元である。

マンモス中学校の上、受験体制の凄さで、友人など出来ず、同期でも、知らない人が多かった。

役員会のおかげで、いろいろな先輩、後輩と知り合った。

その中の1人の先輩で、本人も、ご子息たちもその学校を出ていると言う人であった。役員もしていた。


「どうしてここにいるのか」と聞かれ、訳を話した。


次の日、代表して、私ともう1人のお父さん。これが、警察関係者。2人で学校に向かった。

しかし、私より先に、昨夜の先輩が、乗り込んでいました。

校長にすれば、転勤族の私と、先輩は結びつかず「なぜ??」と言う思いだったようである。


双方からの意見を聞き、校長は、生徒たちには非がないと認め、顧問を解任した。

いろいろな人脈が、時としてつながってくる。面白いものである。