GW近くなると、雪山のオープンが話題になる。

立山アルペンルートの、雪の回廊など、ニュースで出てきます。


そんな時、思い出すことがある。

中学校の遠足❗️一度は、蔵王に行く。春の蔵王❗️しっかり、雪の回廊を通る。

50数年、いや、60年近くなる。当時のマンモス中学校、1学年で12台のバスを連ねて、出発した。


わたしたちのバスは、後方を走っていた。街を抜け、そろそろ雪がある場所に近づく。背の高い私は、バスの後方に座る。ふと気づくと、バスの後方から、煙が出ている。大騒ぎになり、バスは停まる。もうすぐ目的地。バス会社からくるよりは、先頭で行ったバスが戻った方が早い。

そんなことであたしたちは、レンゲの咲く畑や、雪が残る駐車場で遊んで、バスを待った。

先に行くバスに手を振って見送った。

回廊に体を当てたり、雪合戦したり、

頂上で遊ぶより、楽しい時間を過ごした。


頂上で皆と合流して、1日遊び、帰りになった。

仙台から、代わりのバスが来た。わが校だけでも、30数台のバスを使う。予備の手配は大変だったろう。

さぁ、意気込んで出発‼️

行く時に止まったところと、ほぼ同じところで、煙が出て、止まってしまった。【デジャブ⁉️】

今度は、仙台の会社から、バスを手配する以外なかった。

又、他のバスを見送った。「ついてないねー」「頑張ってー」などと、バスの中から声がかかる。

「楽しいよー」「またねー」などと、手を振り見送った。また、思いっきり遊んで、バスを待つ。

迎えから、学校まで、2時間以上かかる。

生徒にとっては、不可抗力なため、先に帰った全員は、わたしたちを待つことになった。何もない学校で。

レンゲの花冠と、雪だるま抱えて、皆が待つ中、ルンルンと帰った。


バスも、古かったのですね。

遠い遠ーい昔の話でした。