はるか昔、50年くらい。[JR]が、国鉄と呼ばれていた頃、この季節になると、「春闘」と言って、組合運動盛んな折、ストライキと言って、電車が止まった。3日くらい当たり前に、全ての電車が止まる。
国民も諦めていたもので、仕方ないという感覚。
ある時、結婚前の主人達のグループと、栃木にゴルフに行った。ブームの時で、結構な人が会員権を持っていたが、近い名門などがあるはずもなく、栃木、茨城、群馬あたりが多かった。
栃木でラウンドを終え、どうせ、ストライキは続いていると思い込んでいた。
1人が、「茨城にコースがあるから行こう。」
山を越えて、茨城に向かった。
茨城といっても、栃木との境の山の中。
流石に私も知らない電話機の横にハンドルがついていて、交換を呼び出す電話。驚きました。
結構な人数がいたので、飲んだり、麻雀したり、テレビも、新聞も読まない。
みんな、間違いなく、ストは行われていると信じていた。そして、1日遊んで、帰路に着いた。
東京に入り、十条駅の上かな?車で走っていると、駅が賑わっている。電車が走っている。
予定より早く、ストが収束していた。
携帯もない時代。みんな、会社では行方不明ということになっていた。
私は、仕事がオフだった。
毎年のこと。結構、そんなことが多かったらしく、誰も、お咎めもなく、普通に社会復帰⁉️
やっぱり、のんびりしていたのかなあ。