島国日本は、半島が多い。
ほとんどの半島は、山の周りの僅かな海岸線の土地に生活する。
今、半島で暮らしているが、しみじみ実感する。
タクシー運転手時代も感じたが、山沿いの狭い道の奥にも家がある。
今、整体に通っているが、先生と、いろいろ話をする。地元出身の奥様と、暮らしているが、この地が気に入っているらしく、地元の話をする。
いろいろな場所、先日は、美味しいケーキ屋さんを聞かれた。奥様の誕生日だそうである。
そんな話から、いろいろな、道の話になった。
ほとんどが、山に向かって、狭い山道の先に住宅地ができた。信じられない場所もある。
タクシー時代、言われた道を走ると、車が入らない場所がある。「娘は来るわよ」と、運転しないおばあちゃんは言う。いくと、軽車輌がやっとの道。そんなところがある。
とんでもない道を散々走った。いつも、通りながら、ここは、どうなっているのかと思った道がある。運良く通ることはなかった。
整体の先生は、その道を知っていた。流石に、擦ったことがあるそうである。
その界隈に、とんでもない山道がたくさんある。
ある道は、山道の奥に寺があり、そこのご住職といったことがある。
ここは、「馬転び坂」と言う。昔は、たくさんの馬が、谷底に落ちたそうである。いつの話だろう。
そんな昔からの地名を聞くと、大変だったのだと思う。そして、歴史を感じ、先人達の苦労を少しでも、感じるものです。