このところ、強烈な寒波の話が出ており、車の心配されている。
スタッドレスタイヤでは、大雪には太刀打ちできない。
タクシーも、雪は、嫌である。
雪国出身の運転手には、雪降ると異常に興奮する人もいるが、まあ、客は嫌ってほどいますけど。
葉山などでは、ほとんどが、山の上に家があるので、雪が降れば、バス、タクシーは、ストップしてしまう。
年に一度くらいのため、スタッドレスタイヤも、2本きり履かせていない。
住民もわかっていて、半日耐えれば、雪は溶けると思うので、じっと待つ。
住宅地によっては、北側にしか道がなく、増して急坂だったりすると、2~3日、動けない場所があったりする。
仙台の時は、夜中まで動いたこともあり、怖い思いしましたが、最後は、根性ですね。
見てる前で、道路が凍る。横を通るトラックから、シャーベットのような雪がかけられる。
仙台も、昔は、駅から3キロ半径くらいの街だったのが、どんどん山を開発して、住宅地になったので、皆、坂道である。
私が、ドライバーになる前に、クリスマス豪雪と呼ばれたことがあったそうだ。12月24日である。
その後、ちょっと雪が降り出して、その街に帰るお客様を乗せると必ず言われることがある。
「坂の下で降ろされて、歩いてこの坂登るの。きついのよ。2時間くらいかかって帰った。持っていたケーキ、何度捨てようと思ったか!」
これが、何人にも言われた。別人ですよ。その日の景色、考えるだけで、笑ってしまう。本人達は、必死だったのでしょうけど。