結婚前から、毎年軽井沢に行っていた。定宿は万平ホテル。
当時、サラリーマンが最も遊んでいた時期。
毎夜、銀座に、休みはゴルフ。
結婚した年、夫のゴルフ仲間が、一緒に軽井沢旅行をしようと言ってきた。4組の家族旅行である。もちろん、男どもは、ゴルフ。男性陣とは、ゴルフもしていたから、顔見知りだか、奥様、子供達は、初対面。わたしは、妊婦。その年は、8月としては、異常に雨が多い年だった。1人が会社の寮(軽井沢といっても、だいぶ離れている)を手配した。別の人は、貸別荘(北軽井沢、つまり、群馬県)を手配した。
男どもがゴルフに出かけた後、年齢層もバラバラの子供達と、初対面の妻達が、悪天候の中、何もできない。出かけることもできない。1日で、一組脱落。怒り狂った奥様の勢いで、帰途についた。
次の日、貸別荘は向かったが、雨の中、ぬかるみの山道に、ここに入ったら、私は、どこにも行けない。と、夫は、明日、ホテルに移動すると宣言した。そして、一組帰り、もう1組は、一緒にホテルに行くとこになった。そこは、まだ、一才にならない子がいた。
ホテルは、電話したら断られるのがわかっていたから、直接向かった。常連であったので、無理に一部屋用意してくれ、明日は、ふた部屋確保してもらうことになった。
特別室で、エキストラベッドを入れ、4人泊まれた。
お天気もあるが、全てがうまくいかなかった。最初に帰った1組は、家庭内別居のまま、40数年。未だ、同じ家に暮らしている。不思議❗️