結婚、離婚にまつわる話。

ちょっと知ってる人ですが、向こうは、友人と思ってくれていたようです。

商売をしているため、よくお店に伺いました。

よくお話をして、いろいろ家庭の事情もわかりました。

結婚して、2人の子供に恵まれながら、うまくいかず、彼女は実家に戻りました。

彼は、彼女を追いかけ、まるで知らない街に来ましたが、仕事もなく、近くの町で暮らしていたそうです。

相当の月日がたっても、変わらない暮らしに、私は聞きました。「なぜ、離婚しないのか?」と、

子供の就職や結婚に支障が出ると、

それこそ、天皇家じゃあるまいし、今時、普通の家庭では当たり前のこと。

彼女は、やっと決意して、彼のもとに、離婚届を持って行き、署名してもらいました。

彼の家から、彼女の家までの途中に、役場があります。そのまま、提出すればいいものを、彼女は、家に持ち帰り、バッグを置いたまま、離れました。

その隙に、空き巣が入り、バッグから金を奪い、バッグを燃やしてしまいました。

話を聞いて、呆れ果てました。なぜ、すぐ提出しなかったのかと!

しかし、離婚届は灰となり、どうしようもありません。

仕方なく、親戚かどなたか、男の方についていってもらって、それなりのお金を包んで、もう一度、書いてもらう以外ないのではないかと、助言しました。

そうして、10数年にわたる別居生活に、終わりを告げ、離婚成立しました。

しかし、私は知っています。彼女に、特定の男性が2人いたことを。田舎の街は、情報が早いのです。