この頃は、フリーマーケットといった方が一般的ですね。
40年近く前(30数年かな)葉山で、最初にガレージセールを始めた。
私と元スタイリストの女性と、夫婦ともに、何をしているのかわからないけど、手先が器用で、人脈のある女性と、始めた。
知り合いの喫茶店の休みの日にお店を借り、売り上げの1割を場所代として払うという契約。
そして、いろいろな人が出店してきた。各自、名前を記して、値段を書いた紙をつける。最終的に、トラブルがあっても、文句を言わない。(最初の頃、自分のものは、しっかりチェックしていても、値札が取れたり、持っていかれたりあったから、ある程度の誤差は文句言わないと徹底した。
最後、まとめて会計して、その値札で個人精算をするというシステムで統一した。
当時、まだ米軍住宅ができる前で、葉山界隈に、米軍関係者が住んでいた。
それと、大学のヨット部の合宿所があり、学生がたくさんいた。
出店者も、ゆとりのある人が多く、子供も、一人っ子でブランド物を着せていたりしたメンバーだった。高価な上に、痛みが少なく皆が狙っていた。
食器に至っては、学生寮などは、数が欲しいので、酒屋の景品のコップなど、一個5円くらいで数持って行った。
メンバーが一癖あったせいか、出てくるものも面白かった。ハワイあたりから、仕入れる強者もいた。それでも、稼げた。
スタイリストの彼女の関係で、引退した、超有名アイドルも来ていた。自分の洋服も出していた。私たちが、当たり前に接していたため、結構、バレなかった。
10人以上出店して、お店のため、雨の心配もなく、だいぶ安くしたのに、数があったから、すごい売り上げになった。一人で何万と稼ぐ。喫茶店だから、後でお金を精算して、ビールなども飲みながら、1日遊んだ。
年二回と、決めていたため、時期が来ると、問い合わせがあり、私が引っ越すまで、相当続いた。
この頃、フリーマーケットを見ると、遊びではなく、お互い欲の張り合いが見えて、つまらなくなった。