手術ありの入院6回。
今と違って、昔は食べ物持ち込みOK。お見舞いに、食べ物、お花🌸あり。
病室も、そんな年長者もいなく、和気藹々で、カーテンも開けていました。
胆石拗らせて、胆嚢炎になり、腹腔鏡手術になったが、炎症が治らないと手術できないということで、完全絶食になった。外科病棟で、いろいろな人が入っていたが、私も40位、20〜50代の女性なので、家族がいろいろ持ってくる。お菓子や、おかずになるようなお料理もあり、それをお裾分けがくる。正直、知らない人のお料理は苦手である。徹底的に絶食中なので、お断りできたか、頂いたら、カーテン開けて、みんなで、食事するので、捨てられない。まぁ、ホッとした。
30〜40代に3回、その後は、60過ぎてから3回。
まず、股関節がダメになって🙅♀️入院。股関節だけやる医師がいると言われ、30キロくらい離れた、一代チェーン病院。
さすが、20年以上も経つと病院も変わる。コンビニがあって、有名コーヒーチェーンが入っている。コーヒーが飲める、これが嬉しかった。
手術が終わってリハビリするようになると、仲良くなった療法士さんが、聞いてくれて、リハビリ後に、車椅子で、コンビニなど回ってくれる。
この頃から、パジャマやタオルもレンタルして、家族の負担がなくなった。
その後、主人が亡くなり、私に癌が見つかった。身内がいない。ケアマネさんと民生委員さんのお世話になり、入院、手術となる。
ここからがすごい。6人部屋で、90代2人、80代3人、60代(私)1人。皆、手術済み。今まで一人暮らししていたけど、もう無理。病院から、退院後の打診が来る。還暦過ぎたような息子たちが集まって、今後の相談をする。結論は出ない。嫁は来ない。皆、黙っている。
そして、施設に移っていく。
ベッドに空きが出た。夜中2時、救急車で入ってきたお婆さんが入る。また80代。鎮静剤が効いてくると、今いる状況が理解できない。ベッドの上で、大騒ぎして、自分のバッグを探す。点滴も何もかも外して騒ぐ。夜勤の人数の少ない看護師が、対処して、朝、娘さんに連絡した。「落ち着くまで個室に入ってください。」返事がない。お金が掛かる、「他の方に迷惑です」落ちついたら大部屋に移すということで一件落着。また、ベッドが空いた。次の晩、デジャヴかと思うほど同じことが起きる。やはり、パニックになるのだろうが、自分はなりたくないと思う。
そして、昨年、腎臓の癌が見つかり、別の病院なら、ロボットで手術できると言って回され、入院。コロナの影響があり、4人部屋に1人か2人という状態だったが、ある日、完全に痴呆のお婆さんが運ばれてきた。部屋に入った途端、騒ぎ出した。家族は、申告しなかったようだ。即、個室となったが、費用がかかるため、家族が返事をしない。今回は、ずっーと、個室でしょうから、大変だとは思うが、無理な話だ。
個室に入ったが、時々、夜中に吠える声がする。
平均寿命が延びたと言っても、元気で、ちょっとのお手伝いしてもらうくらいで暮らせるのなら、病気が見つかっても、痛みさえとってもらえればいいと思う。