今度は、私一人旅の話。
仕事で、青森県むつ市に行った。5日間程の拘束で、アゴ足宿付き。ギャラは5割マシ。半年前から、話が来た。
せっかくなので、その後、5日ほど予定を空けた。付き合っていた主人に頼んで函館でいいホテルを押さえてもらった。
羽田から、八戸空港。八戸から、在来線で、野辺地経由大畑。今、大畑線は無くなった。携帯もなく、電話連絡だけで、1人で向かう。まだ、22〜3の小娘である。駅に迎えに来ると聞いていても、不安だった。すべて無事終了。
その日は、青森に泊り、青函連絡船（まだあった）で、函館に渡った。
函館国際ホテル。当時、函館で唯一の、正統派のホテルだった。
部屋に入って外を見ると、前に「函館ラーメン」がある。行ってみた。店主の話では、地元では、ランクの高いホテルだそうだ。近くを散策。
次の日、トラピスト男子修道院が見たいので、ホテルから、タクシーに乗った。結構な距離である。「るるぶなどもなく、調べていないので、適当に観光してもらった。そのホテルで客を乗せていい会社は決まっていて、運転手さんもプライドがあったようだ。シングルの部屋が4000円弱。タクシー代、12000円。私もお金があったし、🤭平気で使った。運転手さんも、こんな若い女の子が？何だろうと思ったようだ。しかし、丁寧に親切にまわってくれ、夜に、夜景に見にいくため、お迎えにきます。と言って、きてくれた。
「今日は、事務所で1番の売り上げだったので、午後からお昼寝していました」と、冗談言いながら、函館山に行き、帰り、「私1人で、海鮮を食べ、一杯呑めるところに行きたい」というと、知り合いのお店に行き、おかみさんにしっかり頼み、帰りは自分の会社の車を呼ぶよう手配してくれました。
しっかり遊んで、帰る日には、前に約束した、ラーメン屋さんが、朝市に連れて行ってくれて、蟹🦀等買い込んで、帰路につきました。
こうやって、仕事で地方に行くと遊んでしまうので、今思うと、もっと貯金できたのかなと思ってしまいます。でも、いろいろ行けたのが、いい思い出になっているのかなぁと思います。