50年前、いえ正確には、48年前、2月に札幌に行った。
スキーでもなく、雪祭りでもなく、タクシーの運転手さんに何できたの?と言われながら。
結婚前の主人に来たいい加減な話。一応、仕事。
行きか帰りかどちらでもいいので、フェリーに乗ってください。という話。1人もつまらないだろうから、誰か連れて行ってもいい。2人分の旅費と2泊のホテルも持ちます。という事で、それは行きますよね。
しかし、2月、飛行機は、遅れて、最終便。千歳についたときは、あたりは真っ暗、今の便利な電車はなく、真っ暗な森の中を何時間もかかって、バスで行く。ホテルは一流で、思いっきり二日間遊びました。
帰り、苫小牧からフェリーになるため、朝8時のバスに乗らなければならない。お互い、手持ち資金が心許ない。今のように、コンビニで24時間、ATMが使える時代ではない。銀行もまだ空いていない。当時めずらしく、他の金融機関でも使えるカードを私は持っていたが、苫小牧で小さな銀行でも、探す時間はない。
まあ、船に乗ってしまえば、数度の食事だけだし、クレジットカードもあるからと、乗船。
1番いい個室で、部屋ではのんびりできるが、なにせ2月❗️外にも出られず、今のフェリーのように、いろいろな施設もない。クレジットカードは使えず。何とか、食事は取ったが、まあ、他に使いようもないから、お金は間に合い、晴海埠頭について、家まで帰れた。今の晴海埠頭とは大違いの、何もないところだった。いい?思い出だった。