田舎暮らしをしていた時、地元で鮭が取れます。川に上がる前に海でとります。確か3週間くらいの限定の漁です。10月から11月頃です。

周り全て漁師さんなので、サイズの小さなものや、傷のあるものなどは、全部、我が家に来るのです。下手ながら、出刃片手に料理しました。

川に上がる前なので、脂も落ちず、栄養満点で、信じられない美味しさです。あたまから、ハラコも白子も全て食べます。たくさん来ると、知人に配ります。

頼むときちんとしたものが買えます。


ある年、早めなお歳暮がわりに知人に一斉に送ったことがあります。オスメスセットで。

届いたと同時に、「どうすればいいの」との連絡殺到。困ることわかってて送ったところもありますが、下手でも、たっぷりあるから、骨に身がたくさんついていても、三平汁や鍋になるからと電話で延々説明しながら、皆さんなんとかしました。

しかし、主人を可愛がってくれた上司は、奥様はバリキャリの上に、青山の高級マンション暮らし。近所に魚屋さんもないだろうし、さすがにかわいそうで😢、大きな水産センターの馴染みのお店から、イカを🦑一箱送りました。よほど美味しかったらしく、主人が、会社ですれ違うたび、「あのイカは美味しかった」と、何年も言われたそうである。


あの地での暮らしで、本当に美味しいものを味わった。手作りのイクラ忘れられません。照れ