9月1日は「防災の日」。

台風や豪雨による被害のニュースが頻繁に聞かれる昨今、備えの必要性を身にしみて感じます。

 

ワコールのサイト内「ブラパン」で紹介されていたのは、

「防災グッズに下着って入れてる?」という問いに対し、

「入れてる 70%」「入れてない 30%」という回答。

下着は必需品ですから、7割の方が準備されているのは納得。

まだ入れていない方は、早々に準備したいですね。

でも、何を準備すればいいのか、わからない……という方も多いかもしれません。

 

 使い切りハーフトップ&ショーツも!

 

そんな方のために、WACOAL WEB STORE内には、「もしもの備えに…防災対策アイテム」をテーマにしたコーナーがありました。

 

 

 

紙素材(パルプ40%)と不織布を使用した1回着用の使い切りハーフトップ&ショーツ990円(3セット)など、興味深いアイテムが紹介されています。

もし、水が止まってしまったら洗濯はできないし、避難所生活では洗濯物を干す場も限られるので、使い切り下着というのは確かに便利。

ぜひ防災リュックに入れておきたいと思いました。

 避難所では「かわいいデザイン」のものは避ける

 

グンゼのHP内では「【女性必見】災害時は犯罪にも気をつけて!知っておきたい被災時の下着」という記事がありました。

 

 

その中では……

・避難所ではなるべく洗濯しやすく、乾きやすい下着を着用するように

・いかにも女性が身に付けていそうな「かわいいデザイン」のものは避ける

・災害時に生理が来てしまった場合、対策として紙ナプキンの他に、四角い布ナプキンを用意しておくのもおすすめ

などなど、とても役に立つ情報が具体的に紹介されているので必見です!

 

 「生理×防災」をテーマにしたセミナーを開催

 

グンゼの記事にあるように、災害時の生理は普段とは違う不安や不便を感じることになりそうです。

そんな事態に備えるため、超吸収型サニタリーショーツで知られるBe-A Japanが運営する女性支援ソーシャルプロジェクト「GBA(ジービーエー)」が、小学生とその保護者を対象に「生理×防災」をテーマにしたセミナーを開催しました。

会場は災害発生時には首都圏広域の現地対策本部として機能する東京臨海広域防災公園(東京都江東区有明)内の防災学習施設です。

 

 

Be-A Japanが実施したアンケート*によると、実に99.4%の方が「災害避難時に生理が重なった場合、不安を感じる」と回答したそうです。

普段でさえ、経血が漏れないかと心配したり、生理用品を取り替えるタイミングを考えたりして過ごすのに、避難生活での生理となったら、さらに大きなストレスを感じることになるのは容易に想像できます。

*2022年8月 にBe-A Japanが実施。315名が回答。

 

 

セミナーの受講者は小学生とその保護者なので、まずは

そもそも生理ってどんなもの?

生理用品って何がある?~女性が毎月使う生理用品事情~

を学んだあと、防災時の生理について親子で考える 流れに。

 

「災害に備えて、生理のためにお家でどんな準備をしておきたい?」というテーマに対し、

『水があるかないかによっても必要なものは変わってきそう。吸水ショーツとナプキン、どちらもあると安心できると思う』という意見があがったそうです。

 

先に紹介したWACOAL WEB STORE内の防災対策アイテムの中にも「意外と忘れがち??」としてサニタリーショーツが入っていました。

参加者のコメントにあるように、使い慣れている生理用品とサニタリーショーツをセットで準備するほか、吸水ショーツも入れておくと確かに安心。

ブラ&ショーツや肌着も含め、今一度、防災リュックの中を確認してみるといいですね。