〜つや次郎って誰〜

有り難いことでございますねぇ。。。

そんな嬉しいお問い合せが届いております。

わたくし、江戸時代の人気黄表紙作家・山東京伝が生み出した、

ヒーロー商人

これでも当時は、江戸の庶民に大人気のキャラクターでございます。



えっ？風貌からみても、このゆるさはヒーローにほど遠い、

一体どこがヒーロー？

そうお尋ねになるのも道理でございますなぁ。



鼻が上向いた愛嬌顔の通り、少々間が抜けておりまして、

商売そっちのけで、あっちのお店にぶらり、こっちのお店で

ぺちゃくちゃ。話で人を喜ばす事だけが大の得意、

そんな楽しさを届けるヒーローでございます。



ここで、

交詢社ビルの玄関口にちょっとたたずみ、物思いに

ふけってみましょうか。



ほう、これが福沢諭吉翁が創り上げた交詢社・社交倶楽部でございますか。

まことに趣きある門の風合い。

2009年の今でも銀座の記念碑的存在だとか。

建て替えられたというのに、

ファザードが残されて、今も美しい姿を見せてくれまする。



本日は、銀座の柳が季節外れの涼風にゆられて、

「こっちへおいで」と手招き仕草。

銀座8丁目の金春祭り、朱い提灯が見事にアーチを

描いてことさら美しいことですなぁ。

8/7

世にもめずらしい路上金春能の舞いが金春通りで披露されます。

年1回の江戸の空気に触れるチャンスをどうぞお見逃しなく！

詳しくは→http://tra3.jp/pleasure/090807.pdf