〇ーニン様のリサイタルの思い出のつづき。
記録と記憶をもとに書いています。
たった一人の人が読んでくれたら嬉しいです。
愛知の次は 大阪へ行きました。
何度も電話をかけ続けて
2列目の席がとれました。
一人で行く人が少ないからか
前の席がポツンと一つ空いている
ことがたまにありました・・
愛知ではたのしみにしていた
「色とりどりの小品」と「舟歌」が
変更になってしまったけど
大阪では「色とりどりの小品」は
14曲中6曲ほど弾いてくれました。
「第1曲」を聴いた瞬間
ああ…〇ーニン……て思いました。
予習していたピアニストの演奏と
全然違う。
○ーニンの内面にあるものが伝わってきて
なんて素敵なんだと思いました。
ピアノに顔を近づけて愛おしそうに弾く
姿も印象に残っています。
他の曲も〇ーニンでした。
伝えられなくて残念。
〇ーニンの音楽は本当に楽しい。
他の演奏家と聴き比べをすると面白くて
○ーニンはいつも違う演奏をしてくれて
嬉しくなりました。
この未練のあった曲を一昨年番組で
全曲聴けて嬉しかったな。
昔とはまた違った思いで
演奏されているのを感じました。
2006年の叔母様のこともあって
私も意味深い曲に感じてしまう。
何回聴いたかな。聴くほどに一音一音の
意味がより感じ取れる気がして何度も
何度も聴いて〇ーニンと対話してます。
話を戻して
あれから叔母さまは無事回復されたのか
心配だったけど この日の○ーニン様の
演奏がとてもよかったのを覚えています。
前に書きましたがこの日の
幻想ポロネーズもすごく感動でした。
アンコールは2曲
・ショパンワルツ7番
・スカルラッティソナタ
最後は “おネンネ” のポーズをして
ピアノの蓋を閉める
お茶目な○ーニン様なのでした
でもちょっと寂しい瞬間。
*****
楽屋口でのお話。
今回も
広い心で読んでもらえるとうれしいです。
(*_ _)
大阪の楽屋口は 初めてで
愛知では人が少なかったこともあって
人がいなくて手持ち無沙汰になったら
どうしようか、と思って
公演後 座席でメモを書いて楽屋口へ
向かいました。
愛知で渡した手紙は
最初で最後のつもりで真剣に書いたので
手紙はもう渡すつもりはなかったんだけど
もうパンフレットにサインをもらったし
それしか思いつかなかった。
でも、楽屋口はいっぱいで
その心配は無用でしたが・・・・・・・。
楽屋口からタクシーまでの道を開けて
ファンは待っていました。
予め、サイン会はありません、と係り員。
でも○ーニン様は
前列に並んでいるファンたちに
サインを求められていました。
私は数列後ろの方にいたんだけど
○ーニンさん!と呼んだら
顔を上げこちらを見たので
あわあわあわ、、、となって
とっさにメモを差し出してしまいました。
すると○ーニン様がジェスチャーを。。
「書くものは?」というジェスチャー。
周囲の人が振り返って私を見てくるので
私だと思いました。
「ちがう、、、、ちがう、、、」
メモを差し出す。
(遠い)
すると、またこちらを見てくれて
手を出してくれたので
前の人を押しのけて
結局渡してしまいました。
私はいったい何をしたいのかな。
自己嫌悪になりました。
〇ーニン様の目には
遠くからサインをくれ、
と言っている厚かましいファンに
映ったと思います⤵︎ ︎
(サインをもらうつもりはなかった)
何で呼んでしまったのかもわからない。
○ーニン様には自分を止められなくなるダメな私。
何より・・・
○ーニン様に笑顔はなかった。
愛知でも笑顔がなかったと少し気にして
いたのもあり
勝手に深く傷ついてしまいました・・
すごくすごく辛くて
そこから〇ーニン様が怖くなって
しまいました。
それから一年ぐらい
○ーニン様に萎縮していました。。
私の一人芝居とわかってはいるけど…
近くにて💧
つづく