以前洋書(英語版)を購入していた頃、「ナウ・アンド・ゼン」と言うWWII時に撮られた戦場跡の当時と現在の場所を写真で比較し解説する本をよく読んでいました。戦場となったヨーロッパ各地で戦闘後破壊されたり損傷を受けた建物が、戦後時が経って修復され殆ど元の姿のままである事に驚いたものでした。それにしてもこの本を出版した人たちはどの様な思いで企画を立てたのでしょうか。私はこの本を通してヨーロッパの人々の伝統に対する考え方を学んだような気がします。古いものを大切にし、修理や修復を重ねながら次に伝えて行く姿勢を貫くことは彼らにとって自然なことなのです。所で模型でダイオラマ(ジオラマ!?)を製作するとき、ヨーロッパの建物を再現するのにこの本に掲載されている写真は役に立つのではないでしょうか。ダメージを受けた建物や、ほとんど損壊してしまった建物、あるいは無傷の建物など、いずれも情景作品を作るときの参考になると思うのですが。今となってはこのシリーズも手放してしまったので惜しい事をしたと少々残念です。戦車や装甲車両を単体で作り楽しむだけでなく、兵士なども配置をして情景を楽しむときに参考となる資料が手元にあると便利だと思います。私たちの作る情景作品に建物が登場することは多くなく、道路と草木と車両のある場面が殆どでつまらない(!?ごめんなさい)ので、製作は大変かもしれませんがコンテストなどに出品した際は人目を惹くのではと思うので、建物作りを試して見たら如何でしょうか。初めは大仰にならないようにちょっとした破壊された壁の一部分などから作り始めて、慣れてきたら次第に自分のできる範囲で建物を徐々に作るようにして行けば、いろいろな情景つくりのアイデアが浮かんで来るかも知れません。
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