何もかもが飲み込まれた
気づいたら飲み込まれていた
君の大好きだった街も
僕の大好きだったあの娘も

何がなんだかわからない
わかりたくなんかない
夢であることを願い
夢を見ることもできない

月だけが夜空を照らし
拭い去れない恐怖が続き
立ち尽くすしかできなくても

振り向くな君は
前だけを見て進め
背中なら僕が押してやる
君は一人ぼっちじゃないんだ
忘れることはない
胸に抱いて生きよう
いつか大人になった時に
こどもに話せるように

何からすればいいのか
何も手につかないままで
目の前は真っ暗なまま
手探りで何かを探して

何かが変えられるなら
何でもやってやるんだ
遠くからのばす掌
君を優しく包むために

僕の声が聞こえたなら
ここにいると叫んでほしい
生きてると伝えてほしい

振り向くな君は
諦めずに進め
僕は強く手を握る
君は一人ぼっちじゃないんだ
泣いても構わない
刻み込んで生きよう
いつか大人になった時に
こどもに話せるように

街から灯りが消えようとも
大切な命が失われようとも
残された時間が僕にはある
歎くにはまだ早過ぎる

厳しい寒さに吹かれようとも
大きな力に襲われようとも
支えあえる仲間がここにはいる
失望するにはまだ早過ぎる

たとえ今は笑えないとしても
また笑える明日が来るまでは

泣くもんか
俯くもんか
立ち上がれる
力がある
負けるもんか
諦めるもんか
今を生きて
明日を生きる

瓦礫があふれて進めないとしても
進むべき道を見失ったとしても
かわらずに朝はここにもくる
夢を捨てるのは違う気がする

足りないものが溢れていたとしても
心揺さぶる不安が続いたとしても
温かい救いの手がここにもくる
投げ出すのは違う気がする

今できることは必ずある
誰かのため自分のために

泣くもんか
俯くもんか
立ち上がれる
力がある
負けるもんか
諦めるもんか
今を生きて
明日を生きる

今を生きて
明日は笑おう