長女の時の事を思い出す。(治療中)
MRI検査の時、外で待ってた記憶は鮮明に覚えてる。
午後からだった。
長い廊下の1番奥で待って記憶が蘇る。
ただ…
薬剤師さん、看護師さんの話
ケモ室見学…
診察室…(先生の話)
余命宣告を受けるまでは、一度も一緒に診察室に入って無かったことに、今気がついた。
それまでは、癌イコール死!
そんな事は考えなかったし、
長女がしっかりしすぎてた事もあって
診察室へ一緒に入る事は全く無かった…
そういえば、母の時もそう。
卵巣癌で病院へ送迎している時も、
私は診察室へは入らず。
ただ、術後10年程立ち
最後の診察日となった時が、
長女を看送ったすぐ後だったので
衝動的に診察室へ一緒に入ったんだと
今思い出した。
そして、先生がおっしゃった
『一度も受けたことがないのなら
念の為、受けておきましょうか?』
の一言で
肺癌が見つかったのです。
(お陰様で、今は元気に過ごしています。)
そんなこんなな事を考えてると
なんて白状な母親なんだと
今更ながら
自分で自分がイヤになる。
治療中も、余命宣告を受けた後も
愚痴らしき事は一切言わなかった。
診察室へ一緒に入っていたら
もっと、
長女の心の中も、もちろん身体の事も知れたはずなのに。