母の日の夜に、
旦那さんとウォーキングがてら、
山形のお土産と、
胡蝶蘭のミニ鉢を届けに実家に行きました。
お茶などいただきつつ、
「山形美術館行ったの?好きなシャガールの絵があるけれど、見た?」と言われて、
( ・∇・)←こんな顔に。
シャガール、タクサンアッタヨ…
と言うことで、
急遽訪れた山形美術館の話。
山形県立でも市立でもなく、
県と市がバックアップする、
民間の財団法人の美術館。
日本絵画の山形銀行会長の長谷川コレクション、
印象派の吉野石膏株式会社の吉野石膏コレクション、
20世紀美術の山形新聞社長の服部コレクションが主要コレクションとして展示されています。
この日は吉野石膏コレクションより、
『印象派の光とシャガール《ダフニスとクロエ》』
2階の別室展示のシャガールの版画集『ダフニスとクロエ』は、
ギリシャの詩人ロンゴスの書いた、
山羊と羊に育てられた男女の物語。
いかにもシャガールらしい色使いに、
フワーっと飛んでいるような人物の描かれた、
42枚のリトグラフが並びます。
同じく2階では、
藤森武写真展『みちのくの仏像』も。
土門拳と、
その直弟子の藤森武による仏像の写真展。
感想は…
迫力はありますが、
仏像はやはり実物を見たいなと。
平泉・中尊寺金色堂には、
いつか行きたいです。
『モレのポプラ並木』1888年
アルフレッド・シスレー
1階の展示室より。
シスレー、
色んなとこでちょこちょこ見ていますが、
いつも同じに見えるのですが(°∀°)bビバ!!モレ!!
『サンジェルマンの森の中で』1882年
クロード・モネ
吸い込まれる。
ここ、
ほらあれ、
あそこに似ている、
マリオカートのハナちゃん出てくるコース!
メイプルツリーハウス!!
『幼年期』1891年
ピェール=オーギュスト・ルノワール
ほっぺたプニプニで可愛い
『踊り子たち、ピンクと緑』1894年
エドガー・ドガ
白や青もいいけど、
緑もいいね
『白い花瓶のバラ』1886年
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
一見ゴッホっぽくないけれど、
バラが下を向いているのが、
なんだかゴッホっぽい。
これ、
ほらあれ、
あれに似ている、
千疋屋の包装紙!
…フザケスギ?
どれも縦横約50~80センチくらいの程よい大きさで、
『印象派』のお手本のような、
女性が好みそうな優しい雰囲気の作品が多かったです。
昔母と来たときに飲んだ、
館内の喫茶室のメロンクリームソーダが忘れられず立ち寄ったのですが、
自販機のカップドリンクのみになっていました。
震災の影響か、
単なる業務縮小かわかりませんが、
ちょっと残念。
美術館前の広場は緑の散歩道。
山形美術館といえば、
高橋由一の『鮭』。
この日は見られませんでしたが、
いつかどこかで見られるような気がして、
鮭の葉書は買わずに美術館を出ました。
…別棟があるみたいで、
そちらにあったかも?!