昨日から岳の湯の地獄(蒸し場)で蒸していた大豆です
下は、蒸す前の豆です
この大豆で、簡単に味噌を作ることができます
普通、餅つき機などで豆をペースト状にします
ですから、味噌造りのことを味噌つきといいます
昔は、臼と杵で豆をついていたそうです
地獄で蒸した豆は、鍋で煮た豆より格段に柔らかいので、
道具を使わなくても、ビニル袋で揉むだけでつぶれます
ビニル袋は漬物用の丈夫なものを使います
豆をビニル袋に入れて、手のひらで揉みます
2,3分揉むと、粒が無くなります
ここに、麹と塩(混ぜてあるものを購入)を混ぜ込みます
大豆ペーストに麹と塩を数回に分けて混ぜ込みます
パンをこねる要領でこねこね、こねこね・・・
湯冷ましも加えながら、耳たぶくらいの柔らかさになるようにします
何回か袋ごと台に落として、中の空気を追い出すようにします
形を整えて樽に入れ、上からげんこつで押さえ、空気を抜きます
ビニルの口をきれいに拭き上げ、焼酎で消毒します
ビニルを空気が入らないように折り、落し蓋をして軽い重しをのせます
蓋をして冷暗所に置いておきます
3か月ほどで食べられますが、梅雨をこすとおいしくなります
道具の後始末もしなくてよいので、
地獄味噌ならぬ、天国味噌ですね