静かに楽しんでいる「そろばん侍 風の市兵衛」。 | だらだら&ぼんやり日記

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このクールはドラマをほとんど見てなくて、「おっさんずラブ」が終わって、そしていろいろあってハマれず、「積ん読」ならぬ「積ん録」状態の「鳴門秘帖」が終わった今、ちゃんと見てるのは「そろばん侍 風の市兵衛」くらいです(朝ドラと大河ドラマはちらちら見てるけど)。

「風の市兵衛」は、最初から積極的に見ようと思っていたわけではないですが(土曜の夕方だしー)、NHKのドラマは夜中に再放送を必ず?やるので、再放送の初回を見てそこから見ようかなと(初回再放送から見るようになったNHKドラマ数知れず…)。

 

向井理さん演じる唐木市兵衛は、会計に明るいお侍さん。一見、文系?っぽいですが、いざとなると刀さばきも見事という設定です。どこかの藩に仕えているわけではなく、今で言う派遣スタッフとか業務委託みたいな感じで、彼を必要としている武家や商家に出向いて雇われるという…。で、事件とか起きる。

帳簿(っていうか大福帳?)をチェック中の市兵衛さん。そろばんもちょいちょい出てきます。左は小芝風花さん演じる派遣先のお嬢様(経営者代理)。たぶん、最後はちょっと市兵衛さんのこと好きになるはず…(でも何も起きないと思うけど)。

第二部の隠れた?アイドルは、小僧さんの「丸平さん」。市兵衛さんと対等にやり取りするさまが、ちょっとこましゃくれてて可愛い。

 

涼しげなたたずまいと物言いが、私が求める向井さん像(=頭がよくてカッコイイ。暑苦しくない)に合ってて、結構好きラブラブ

 

向井さんは殺陣はそこまで上手じゃない気もしないでもないですが(すみません)、まあそこは今後上達するでしょうし、役柄的に最小限の動きで最大限の効果を得るようなタイプの殺陣なので、ドラマの上では別に問題ないです。

殺陣のシーンはキャプチャ難しい…あせる

年の離れた兄上は筒井道隆さん。イメージ的にはいつまでも若いんですけどね…。もうけっこう大人っすよね。

 

(そう言えば、去年は「髑髏城の七人 Season風」でも無界屋蘭兵衛役で殺陣を披露してました。Season風は、あまりにも松山ケンイチが素晴らしかったんですが、向井さんもとてもよかったです。…しかし、舞台で時代物やるには顔が小さすぎるかもww。現代劇ではそれほど思ったことなかったんですけど。ちなみに、髑髏城は「Season花」も見ました。こちらの蘭兵衛は山本耕史。殺陣やっぱり上手かった!)

 

…さて、話を戻して。風の市兵衛」は全9回で、3話ごとに「第一部」「第二部」…と分れているというつくり。明日が6話目で、第二部の最終話。盛り上がってはいるんですが、「ハマっちゃう」「きゃ~、市兵衛さんドキドキ」みたいな気持ちになるには、もう一つ何か欲しいです。恋愛要素? 主人公にまつわる複雑な人間関係?…まあ、勝手な思いなんですが、その「何か」が足りない気がして、「市兵衛さん素敵だよなー」と思いつつも、割と静かに楽しんでます。

ちょっとうれしい2ショット。この2人、実は「ゲゲゲの女房」のときのマンガ家と編集者の仲。しかも、加治将樹さん、チェケラッチョinTOKYO」のときの窪田くんのクラスメート!

 

でも、向井さんはブレイクした後、民放のドラマでイケメン枠で主演やってたときよりも、ずっと素敵かなー。今の立ち位置のほうが、向井さんに合ってる気がします。ご本人もきゃあきゃあ言われたいわけじゃない人みたいだし。結婚して、きゃあきゃあ系の人気も落ち着いて、これからますます素敵になっていくんじゃないかと(←エラソー。すみません)。

 

そう言えば、向井さんが出てた1-3月期の「きみが心に棲みついた」は、「見ようかな…」と一度は思ったものの、なんかちょっと引っかかるものがあって、結局見なかったんですよねえ。それなりに話題だったのに。このドラマ、後で脚本家を見たら、「Xmasの奇蹟」の吉澤智子さんと「おっさんずラブ」の徳尾浩司さんだったんでした。この組み合わせって…私にとっては運命みたいな? 見ればよかったのか、いや見ないほうがよかったのか(「Xmasの奇蹟」の脚本のことは忘れまい…)。複雑(てへ)。