先週末、大分県の山国町に行ってきた。
九州豪雨災害の被災地へ。
夏の暑い中、家の中や下に入り込んだ泥や石を
手作業で繰り返し運び出した。
汚れた家の物は洗ったり、拭きあげたり。
その時に出逢った方々とその後も手紙や電話のやりとりを。
それくらぃしか出来ないからね。
そんな話をオバちゃんボランティアさんたちにしていたら
何か出来るコトをってことで布ぞうりを編みだして~
70足ができたので、贈りに行って来たってハナシで。
悲しぃかな、現実。
現状はほぼ変わらず、3月初旬にやっと工事業者が決まったってだけ。
だけど、月日は経ってるだけに、未だヘドロが入っている家からは
カビと腐食しているニオイ。
東日本の被災状況からしたら・・・って一瞬思ったけど、
被災者には変わらない。
のに、支援の手は来ず、見舞いも義援金もナシ。
非情だよね。
マスコミにもプレスリリースしたけれど、東日本みたいに目立たないからとか
西方沖地震に引っ掛けられないか?なんてバカ発言ばっか。
もちろん、マスコミに取り上げられたくて行くワケじゃないんだけど、
忘れないでほしい。ただそれだけなんだよね。
今でも九州のあちらこちらで復興が滞っていることを。
お世話になった山国のみなさんは、とってもあたたかかった。
元気を見せてくれたし、それでも工事が決まったと喜んでみせた。
時折、本音を交えながら。
「忘れられてないことが嬉しい。それだけで有難い。」
帰りに見せてもらった、かき出したヘドロで作った野菜。
こんな泥でも役に立つと野菜作りに勤しむお父さんとお母さん。
目の前の田んぼだったはずの場所には今でも土砂と岩石と木材。
田んぼしたいだろうにね。野菜、おいしくいただいた。
役所は控えたらしーけど。(害があるといけないそぅで。)
いつまでも元気でいてね。田んぼしなきゃだからね!
私はあなた達を忘れない。