冷静と情熱のあいだ
著者:江国香織
あおいと順正という二人の日本人の別れとその後の生活が描かれています。
お互いに別れながら、何かひっかかるものがあるという状況で、ただ平坦に時は過ぎていきます。
あるとき、お互いに出会うきっかけさえ無かったなら、この先も変わる事など無かったのに。
貴方はそういいきることができますか?
「わたしの30歳の誕生日に、フィレンツェのドゥオーモのクーポラで会ってね。約束してね。」
という言葉が心に残ります。
ミリオンセラーを記録した小説です。
映画化されています。
また、あおいの視線で描かれたこちらの作品「Rosso」と並行して、順正の目線で描かれた「Blu」は辻仁成が書いています。
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