王家に捧ぐ歌:アイーダ(星組と宙組) | 完全に流されまくりの日常…

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突然趣味思考が突然変わりますが、良かったら覗いてって下さい~✨

宙組版アイーダ様



星組版アイーダ様



星組版アイーダ様の写真のシーンですが、
決定的に違うニュアンスの台詞になり、
全く違うアイーダとなってます。

星組版
『戦いは新たな戦いを生むだけ』
宙組版
『ラダメスが生きている』



こちらも自分なりに一言で言うと、
星組版=カリスマ
宙組版=可愛い姫
です。


星組の安蘭けい(当時の新男役2番手)さんと宙組の実咲凜音(トップ娘役継続中)ちゃんは立場が違うからか、
アイーダが別人。


安蘭けいさんは、
男役らしく泥臭く信念と誇りを持った勇ましいアイーダでした。
そしてカリスマでしたきらきら!!きらきら!!
後はこだわりの強い方だったようで、演技めちゃくちゃ丁寧ですね。
そりゃ退団後もアイーダやるわキャハハ

実咲凜音ちゃんは、
最初からラダメスにラブラブして可愛いくてフワッとしていて、
舞台上ではずっと囚人と言われても仕方のない状態。
(男にはこっちの方が絶対モテるWハート)
ちなみに演技が荒いです354354
歌の技術があるので泣かせどころは歌に頼る感じです。


演じられた時代背景もありますが、
一番決定的なのはアイーダに対しての演じ手のビジョンでしょうか?


よく分からないですが、
朝夏まなとトップスター就任を祝いすぎる宙組の流れなのか、
宙組版アイーダは
『3歩下がってラダメス様に仕える女官』
に見え、対等な立場なのか疑問です。


逆に星組版アイーダは完全に主演を食っているので、
単純な若き戦士ラダメスがカリスマのアイーダに惹かれていく、
まるでオノ・ヨーコに惹かれていくジョン・レノンみたいに見えます。


本公演の位置付けを、
トップスター含めて男役新番手お披露目のとした星組と、
新トップスターお披露目にした宙組。

アイーダに求められる姿や立場も自然と変わっていくのだと自分なりに理解してます。