昨日はついに小学校の終業式。
私は娘たちが帰宅するまでに一本は観れる!!ってことで昨日も映画タイム!
鬱映画の締めにふさわしい作品を・・・
「闇の子供たち」
タイで横行する幼児売春や臓器密売について取材を進める記者の話。
犠牲となる子供たちのシーンがとにかくキツい。でも実際に地球のどこかでは当たり前にある事実だということ。
目を背けていたいけど、知っておかなければいけない。
それでも前評判から観るのはけっこう躊躇ったし、迷いました。
観るのを躊躇ったゆえ、もしかしたら観ない可能性もあるから事前にネタバレも見てしまった私。
あと、子供たちが買われるシーンがどのように配慮されて撮影が行われていたのかも事前に見ることがあって。
そのワンクッションたちがあってこそ、心を保って観ることができたのかもしれない。
それくらいショッキングな内容でした。
なにせ監督自身も撮影中ストレスで失声症になったのだとか・・・。
演じた子供たちへの配慮もあるのか、シーンの全容をこちらに察するように仕向けた作りが多い。
そしてそれはラストにも言える。
私は事前にネタバレを見てしまったがために理解できたんだけど、もし見てなかったらよくわからなかったかも・・・。
※以下少々ネタバレあり
結局記者の南部も過去に児童売春をした経験があり、それを思い出す→自責の念で自殺、というラストなんだけど。
え、こんなえらいことして忘れることある??
いや、あの小児愛者の逮捕記事を貼った鏡を見るからには、ずっと自覚はあったということ・・・?
そして最後の桑田佳祐の曲のミスマッチ具合。
曲自体はいいんだけど・・・ここにきて情緒的な音楽ってなんとなく逆に“軽さ”が出てしまう気が。
いや、内容が重いからちょうどいいのか??
苦しいけど、世の中にはどんな形であれ「闇」がある。そしてそれに目を瞑ることも「罪」であること。
最後は売春宿の経営者たちが逮捕されてはいたけど、それでめでたしめでたしかと言うと絶対にそうじゃなくてスッキリなんてまるでしない。
傷つけられた子供たちの心も体も、ゴミ袋に入れられて捨てられた子供たちも、戻らないのだから。
あぁしんどい。とりあえず世の中からすべての性犯罪も小児愛者もなくなればいいのに。
自国でできないからとこうして外国にてお金で子供を買う犯罪者たちも。
消えてなくなればいい。
というわけで夏休み前の鬱映画鑑賞デイズは一旦終了。
もしかしたら夏休み中も少しは観られる時間が作れるかな??
その時は明るい映画でも観ようかなぁ。
さて昨日はいよいよ終業式。
娘たちが通知表を持って帰ってきたよ!
次女ははじめての通知表。
本人やたら自信満々だったんだけど(笑)、見事にオール「よくできました」(一年生の一学期はよくできましたorもうすこし、の2択。おそらくよっぽどのことがない限りみんなパーフェクトなのでは??)でした。すばらしー!
長女は担任の先生がアレでアレなもんで、評価も厳しいのかなぁとドキドキしてたけど、◎たくさんでなかなか良い結果。
うちの子たち、優秀〜!
晴れやかな気分で夏休みがスタートできそうです。
夏休みの宿題も持ち帰ってきたので、今年も2人分のスケジュールを組んであげて・・・ここまでしてあげる必要はないのかなと思いつつ、私が8月31日に半泣きで友達と手分けしてやってたタイプだったので。
同じ思いをさせたくない親心、ってやつ。