みんなじゃがいも。 | ぼく、ボブ。~全ては三回唱えることで解決する~

みんなじゃがいも。



まだぴちぴちの女子高生だった頃の話です。











友達にちょっと周りと違う雰囲気をかもし出しまくる  という女の子がおりました。


 はルックスだけでなく性格からなんかとにかくおもろい子で皆の人気者…を超えて一目おかれる存在でした。






 には好きな男の子がいました。


サッカー部であたしの出席番号いっこ前の K藤君 です。






さて、  の性格はむちゃくちゃはずかしがりやさんで K藤君 に話しかけるなんて死んでも無理だったようです。


しかし K藤君 が好きで好きでいてもたってもいられない  は周りの友達から情報を集めたり一日中K藤君うぉっちんぐをしたりストーカー並みに K藤君 にのめり込んでいきました。


出席番号がいっこ違いのせいもあって微妙に K藤 と話せたあたしに  はいつも情報の提供を求めたり相談してきたりしていました。







ある日


K藤君 が学校に来てない事に気付いた  は友達の E藤 に大慌てで理由を聞きに行きました。










「あ~、Kっちなら部活で肉離れ起こして病院行ったらしいよ~?」










…姉さん、一大事です。






 は慌てた様子であたしに報告してきました。
















「けいちゃん(←あたし)!大変!K藤君にくずれで病院に行ってるんだって!!!大丈夫かな?大丈夫かなぁ!?」











って


















ぅおいっっ!!!







お前が大丈夫かな!?



煮崩れって一大事だよ!事件だよ!!猟奇殺人だよ!!!
























まぁそんなこんなで  の淡い激しい恋は数ヵ月後K藤いじめられるという最悪の形で幕を閉じました。







なんだそりゃ。