奥山のぶ。
「自画自賛」大得意だし、
自他共に認める「自分大好き人間」だと思っていた。

思っていたんだけど、違うことに気がついた。最近!


劣等感を「自分大好き!」でカモフラージュしてるだけだった!







6年前、出産を機に仕事を辞めてから、
「劣等感」や「焦燥感」を感じることが出てきた。


でも、モヤモヤしていてイヤな感じだったけど、
よく分からないからそのモヤモヤを見つめずにごまかしていた。




どんなときにそのモヤモヤが出やすいかというと、
同じ専業主婦なのに周りから称賛されている人とか、
キラキラ活躍している人を目の当たりにしたとき、です。



仕事を辞めて、
子育てに専念したふりをしていた私は、
たびたび起こる劣等感のような焦燥感におそわれていました。



「私だって!私だって!
本当はもっともっとスゴいんだからねーーー!!」と。








23~30歳までエステティックサロンで勤務していました。

で、そこに、
私の劣等感うんぬんとか人の評価が基準になってしまうとかの理由がありました。



あ、人の評価っていうのはね、
「たいしたことないやつ」とか、
思われたくないという。


だからね、
見栄っぱりなところ、あります。
見栄張り子。
大きく見せようとするところ、あります。
弱さを守るためのプライド持ってます。





一番最初に勤めたエステの会社はね、
新卒に、あの[脳内革命]を読ませるような会社でした…!(私は中途入社だったけど)



そう、「自己啓発」バリバリで社員は洗脳されていたのですー。
いわゆる「成功哲学」みたいなね。 



・辛いときも弱音吐かず笑顔で〜
・ネガテイブはだめ!
とにかくポジティブ思考〜!
・目標達成に向けて、えいえいおー!



みたいな。
とにかく、会社の指導全てが、
意識的に行動意欲を掻き立てるような雰囲気。




今でこそ分かったけど、
「脳」で意味づけを変えても、
「本当の自分」はおいてけぼりでどんどん感情に蓋をしていくんですよね。。 

感情、本音に蓋をする典型的パターン。
カラダの声を無視するパターン。






エステサロンってね、
優雅なだけじゃない。

特に100店舗前後を展開するような
大手のエステティックサロンは
「営業色」がかなり濃い。
特に当時は時代的に。



私ももれなく「売上数字」に追われる日々でした。
エステティシャン(技術者)
として入社したつもりが、
売上をつくれる子はカウンセラー(営業マン)になるのね。 


売上をどんどんつくれたから、
あっという間にどんどん役職について、27歳のときには[係長]という役職に!




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サロンの施術部屋のひとつを乙女ブースに改造したとき。
*フーゾクではないよ。







これ、
「過去の栄光」でした。
自慢したい、栄光だったの。

まぁもちろん今でも、
そういう役職とか役割とか、
きらいじゃないよ。
なりきり役の「ごっこ」として楽しむ感!




でもね、最近やっと気づきました。
ああいう思考で
ああいう働き方。
本当に女性として、おかしかったなぁ、て。
いかれてた。



もちろん、
すべてがそうなわけではなくて、
楽しい思い出いっぱいあるし、
切磋琢磨でたくさんの感動があって、
得るものありました。
そのときは、そのときの私に合った「充実感」だったのね。



何がいかれいたかって、
「男性性」だけの世界の働き方でした。



評価・称賛の世界
どっぷりつかってた。


「称賛」のされ方、はんぱなかったからね!!
持ち上げられ方がスゴいの。 
スターだよスター!

だからこそ逆に、
売上をつくれないときの叩かれ方落とされ方もすごった。。
それはそれはもう屈辱のコッパミジンコ。。






先日、向き合うために、
しっかり思い出してみました。


向き合わないと、
劣等感から抜け出せないと思ったから。
向き合えば、
劣等感から抜け出せると思えたから。


カウンセラー時代の、
売上がつくれなかったときの恐ろしい上司の表情とか、
とにかく怖くて顔色伺ってた毎日。

で、その恐怖やいろんな悔しさを
グッと抑えて涙こらえて我慢して、
思考を無理やりポジティブにきりかえて。
傷に絆創膏と包帯巻きながら、絆創膏も包帯も透明にして何事もないように笑顔でのりきる。




仕事が終わっても帰り道に、
電話がきて怒鳴られたりとか、
会議で大勢の前で屈辱的な扱いされたりとか。


よくまぁ耐えたよなぁ…て、
頑張っていたこと思い出したら、
少し、泣けた。





解放するには、
その感情にしっかり向き合って味わうしかないからさ。


頭ガチガチだったり蓋が固いとと、
思い出しても感情が動かないんだけどね。








・「上下優劣」の世界観がまだあること。
それは「自分に設けたルール」であって、男性性だけの「競争」てきな考え方であるということ。




結局また、
「幼少期」につながるのだけどね。 

タイトルの、「劣等感の根元」のもっと根元は幼少期。






あ、そういえばこの会社を辞めたあとに
キャバクラでバイトしてたんだけど、
やっぱり売上トップクラスに入ってないと気が済まない自分をつくりあげてたなぁ。



[一生懸命にうち込んだ証]だとか、
[才能があった私]だとか、
それはそれで事実なのだろうけどね、




根本的な、
「自己重要感の低さ」から、
「外に認めてもらうため」の頑張りというのは、
長く続けると、自分を見失うのですね。。







とはいっても~、
楽天的であっけらか~んとしているところもあるからこそこなせてきたし、
楽しんで仕事してた(^▽^) 



だからこそ、あえて、
あまり見る必要がないと思っていた闇の部分にフォーカスしてみました。





自分が自分を受け入れてないから外に評価を求めてた、、てことに気づいてから、
まだ1年たってないしね。

あれ?もっと前から分かっていた気もするけど、とにかく、今ようやくちゃんと向き合う気になれたみたい。 

タイミングって、ありますね。






やっぱりなんにしても、
どれだけ[自己受容]できているか、
というところにたどりき着きますネ。



ドキドキ

読んでくれてありがとうございました!

ドキドキ