こんにちはー
今日は、わたしが何故MSG＝無理しないグループ
を提唱！？しているのか、
きっかけになった出来事を書いてみたいと思います。
初めての入院を終え、退院後たった9日後に2回目の緊急再入院となったわたし。
両側共に気胸になって、かなり辛い日々を送っていました。
命の危機もあったと3人の先生に、はっきりと言われたくらいです。
お手洗いに行くのも、ドレーンちゃんをつないだ点滴棒を左手で押して
右手で酸素を押していくので、両手がふさがるし、傷が痛いし、もう修行
一度、洗面所の椅子で休憩して、お手洗いに向かうのが日課でした。
そんな毎日の中で、
洗面所に座って休憩しているわたしに声をかけてくださったのが、
わたしと同病の間質性肺炎で入院している男性、
78歳のSさん。
「あなたも大変そうですね。。。」と声をかけてくれたのが始まりです。
Sさんは、酸素ボンベをひいて、
ひとりでリハビリをいつも廊下で行っていました。
なので、洗面所で座っているわたしと
１日に何度も、ほんの数分ですが、話す機会があり、
いつも勇気をいただいたものです。
Sさんは、明るく気さくな方で、みんなに声をかけていて
看護師さんたちにも人気者でした。
ある日、Sさんが
「人生には止まり木に止まる時期があるんだよ」って
言ったのがわたしの心に響いてですね。。。
看護師さんにその言葉を言ったら、
Sさん語録作っちゃおうかー♪なんてなったものです！
そして、「止まり木でちゃんと休憩したら、また飛び立てるようになるから」
って言ったんです。
だから、休憩する時はちゃんと休憩しないとってことも
教えてくれました。
Sさんは、何度も再燃しながら、また復活してきて
血色もいいし、とても78歳でこの疾患持ちには見えない感じでした。
ご自分も良くなりたくて、何度も無理して
自宅で無理しすぎの量のリハビリをしたりして
再燃しては再入院になってきたそうです。
そして、「俺はね、社会復帰するんだよ。まだ、旅行も行きたいからね。」
っておっしゃったんです。
78歳で社会復帰って言葉が出るってすごくないですか？
しかも、私たちかなり苦しい疾患抱えているのに。
そして、「あきらめないこと」と
「食べること」の重要性を
おっしゃっていました。
わたしは最初の退院後、１月でまだ寒いのに外に歩くリハビリへ行ったり、
その他のリハビリもかなり気合をいれてやっていました。
そして、家事は食事作りを次の日から始めたりしていました。
そして、再入院した後、救急外来にいたＭ先生に
退院後の生活を聞かれて、そのように答えていたら
「あ、それは無理しましたね。。。」と。
え？無理してたの、わたし？って全然気がつきませんでした。
その後、リハビリの先生にその話をしたら、
「次は退院後１０日間は何にもしちゃだめですよ、お母さんには
リハビリの先生にそう言われたって言ってください」って言われ、
やはり、それは無理してましたよって言われたんです。
そして、Ｓさんの退院日が来て、娘さんが迎えにいらしてたんです。
娘さんは、普通に元気な様子の方でした。
わたしは、ドレーンは抜けましたが、
相変わらずヨタヨタで
酸素を押している状態でした。
娘さんといろいろと話していたら、なんと娘さんも間質性肺炎持ちで、
以前はステロイドパルス療法もしたし、酸素も使っていたって言うんですよ。
でも、お会いした時は酸素を使ってなかったんです！
で、わたしに「とにかく、無理しちゃダメだからね。
自分がもうちょっとこれやろうかなって考えた時点で、無理してるってことだから。
そういう風に考えた時点で必ず一旦休むように。」って娘さんが言ったんです。
「酸素もいつか手放せる時が来るから。でも、今はホントに相棒として
大事なものだよ。」とも。。。
え？酸素が手放せる時が来るの？無理しないで、地道にリハビリを続けていたら
来るんだろうか？って思って、今、ＭＳＧ
やってるんです。
３回目の退院後は、３ヶ月間、夕食作り以外の家事はなんにもしていませんでした。
母が転んだので、家事をしてみたら、意外と自分の状態が回復していました。
そうそう。うすい布団ですが、布団干しまで出来たんですよ！
これも、３ヶ月間、しっかり休んだおかげかなって今思っています。
肺に負担のかからない筋トレやその他のリハビリは毎日２０分くらいかな、
短時間だけど、ずっと退院後も続けています。
昨日くらいから、母が少しずつ家事をしはじめてくれたら、一気に疲れが出たのか
さっきはお昼寝をしていました
涼しい中でお布団かけてお昼寝って最高ですね。
というわけで、休憩しながら、ぼちぼちとＭＳＧやっています
わたしの目標は涼しくなる１０月頃、入院していた時のお友達と
ランチに行くことです♪もちろん、電車に乗って♪
今は止まり木で休憩しているんです、また飛び立てるように！
読んでくださり、ありがとうございます！