劇場に見に行けなかったんですがレンタル解禁になったので早速鑑賞
いや、これ、大好きですー
難解で、1回見てもよくわからないとゆうレビューが多いので私も不安だったのですが…
公式サイトでも相関図を見てから鑑賞するようにってゆう注意がある
だからね、見たのよ、公式サイトの相関図
そしたらさぁ、丁寧過ぎてなんとなく犯人わかっちゃったんですけどー
登場人物と、そのキャラクター紹介だけで十分なのに
繋がりの線が…あのー…明らかに多くて怪しい人がいるんですねー
あと、大物俳優の配置でコイツでしょってわかるwww
ぶっちゃけ、その通りでしたよ
あーもう、日本のPRってほんと残念
本作は、MI6(イギリス情報局秘密情報部)出身の小説家が書いた
『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』って小説が原作です
正真正銘、本物スパイの書いた小説
この人の小説はたくさん映画化してるんです~
で、監督は『ぼくのエリ』のトーマス アルフレッドソン

最近アツい、スウェーデン
スウェーデンは割と表現が自由なので暴力描写とか容赦なくて好きです
今回は、イギリスの話なので英語ですが酷い始末の仕方はスウェディッシュ
そして、キャストが豪華
ゲイリー オールドマン、コリン ファース、トム ハーディ、ジョン ハート
中でもゲイリー オールドマンはここ最近では一番いい
役の作りこみハンパない

存在するだけで漂う重厚な空気、かつ仕事以外の私生活では侘しさ滲み出る初老男性
スパイって存在の非情さ、緊張感…
もう、目が離せないのは彼の演技と言っても過言ではないです
惹き込まれます
で、ストーリーはイギリスMI6と、ロシアKGBの話
イギリス側の諜報部・通称サーカスにロシアのスパイ【もぐら】がいる…と
つまり二重スパイですね
前リーダーは、それを突き止めようと動きますが作戦は失敗し失脚、
そして謎の死
同時に、組織から引退した前リーダーの右腕的存在のスマイリー(ゲイリー オールドマン)が
もぐら探しの依頼を受け真実に迫る
で、結果から言うとストーリーは言われるほど難解じゃないです

おそらく、回想が多く、視線を意識したような細かいカット割りが難しくさせているのかもしれません
なので、そこを混乱しないよう見て行けば何の矛盾もないシンプルなストーリー
ただ、さっきも言ったように
スパイ目線なカット割と、過去の回想を細かく挟んでくる構成、
そして豪華俳優陣の演技が素晴らし過ぎっ

この映画、一般にはスパイもののミステリーって扱いですが
謎解きを楽しむ映画ではないです
そこを間違えて、探偵気分で鑑賞しちゃった人がきっと意味わかんないとかレビューしてるんでしょうね
ハッキリ言って頭悪い
原作の小説に比べたら、時間的な問題で描写不足なのはあるかもしれませんが
それでもね、
意味わからないとかいう乱暴なレビューの人は、
見ようと思っちゃった自分を恨んでくださいね
チーンで、この映画の楽しみ方は、結局のところ【男の世界】です
ミステリーとかスパイものじゃないよー
スパイって言ったらボンドとか、イーサンハントみたいに
アクション満載で、女にモテて…みたいなのがエンターテイメントなんでしょうけど
そもそも、スパイって本作みたいな
地味~に地道に諜報活動して、証拠を固めて…ってのが現実だよね

みんな派手すぎて忘れてた
特に印象的だったのが「捕まっても絶対バラすな」「俺の名前は出すな」「助けてはやれない」って、それでも部下に指示する、そして、それを部下は実行する
死んでもミッション遂行しなきゃいけない、失敗したらスパイであった事実も消され
自分がどんな理由で死んだかも家族にも伝えてもらえない
そうゆう存在
そんな緊張感が始終この映画には漂っていて
推理とかどんでん返しとかそーゆう謎解き映画ではない
相関図見ただけでホシがわかっちゃったにしても充分楽しめました
この映画の色彩が、「ぼくのエリ」のあの感じと同じで、
渋い俳優たちがさらに渋い!!
ラストは、サーカス幹部のそれぞれのラストを描いてますが
意外なホモ展開に胸が高まりました

2回見ないとわからないってことはないですが、構成と演出と演技が細かすぎて1回では追い切れないので
全てを見たい方はリピートオススメします
その点では『シャッター アイランド』と同じ印象ありますね
とにかく漂う空気の重厚さを味わえる大人の映画と言えます
大好き



フィリップ死にそう
