先日成東で毎月行われている将棋大会へ出場しました。
正確には行われていたというべきでしょうか。
実はその日が20年以上も続いた対戦(成東将棋会)の最終回だったのです。
参加した理由は単にいつも行く蘇我の将棋強豪に勧められたから。その人は全国大会で過去にベスト8に入るほどの人物です。当時は将棋雑誌にもよく顔が載るほどでした。「最終回だから出てよ」と何度か言われていたので、およそ5年ぶりに参加したというわけです。
みんなすっかりお顔が変わりました。それでもあの人もこの人もという顔ぶれ。席主は意外と変わっていませんでしたが、それでも年齢のお顔の刻みは隠せません。かくいう私も名前を見て、「え?Mさん?」といわれる衰退ぶり。お互いに笑えましたねえ。
僕がよく行っていたのは都賀の公民館のメンバーとです。都賀では将棋の集まりが10年以上も前に盛んにあり、。当時の方が今よりずっと強かったと確信できます。(僕は彼らをまとめ上げ、5人で将棋職団戦という大会に武道館まで行ったこともあります)。彼らがこの成東の将棋大会へ連れてってくれた切っ掛けでした。そのほとんどはもういません。
その強いメンバーですらここ成東の大会となると、なかなか上位には勝てませんでしたねえ。S級からABCDEFまであり、四段の僕でさえDクラス。(以前はC)なんせ、県名人クラスが何人も来ているんですからね。もちろん強豪の高校生も。ここは千葉県一の私大会だったと思いますよ。そういえば、四街道支部の人もきていました。そして僕をさそってくれた元県名人のWさんらと一緒に昔の話に花が咲いたのです。
一回戦が済んだあたりで、そのWさんがみんなに声掛けをしました。「ちょっと手を休めてきいたくださあい」と大きな声で。「皆さん、今日は最終回のこの日に大勢の人がきてくれて大変感謝します。私たちは長年この回を続けてきてくれたこちらの方、席主のOさんに感謝して贈り物をしたいと思います」と始まったのです。
実は僕もそれに少しばかりの気持ちを出していました。彼に花束と感謝の気持ちをつづった盾、それに花束を贈ったのです。そして大拍手。もちろん自分もスマホカメラにそれを収めましたよ。
午前の部が終わって2勝0敗。ところが3戦めも有利に進めながらいつものポカが出てしまって負けました。そうなると崩れて4戦目も負け。最後は持ち直し、勝利。結果3勝2敗という結果で終わることになりました。
一番印象深かったのはお昼休みに出た海老天のでた美味しいランチを食べながらの談笑でした。何しろマニアックな話ばかりが出る。「Nさんは右玉のしながら振ってきて45から攻めてくるんですよ」なんて言われても普通の人はなんのことかわかりっこありませんよね(笑)。全国大会の猛者の意外な攻め方をいってるのでした。それを分かり合える仲間がいるから楽しい。
とまあ、そんな実りのある一日でした。
もう成東に行くのはいちご狩りのときだけだなあってさみしい気持ちもあります。
さて、そんな気持ちを吹き飛ばして本日もいい音楽を聴くことにしましょう。
1960~70年代の曲が好き。
キャロルキングのこのご機嫌な曲を聞いたことはあるでしょうか。
Sometime you win sometime you loose・・・
勝つときもあれば負けるときもあるさ♪って歌ってるのです。いいよなあ。将棋も人生もそう行きたい。生きたい。
