- 原爆ドーム 0磁場の殺人 (講談社ノベルス)/吉村 達也
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買ってすぐに読み始めたのですが、途中塩漬けしてしまい、先日ようやく読了しました。
吉村氏にはシリーズ物がたくさんあるのですが、私が最初に出会った“温泉殺人事件シリーズ”の志垣警部と和久井刑事のコンビの新シリーズ“世界遺産シリーズ”の第2作です。この小説はもともと昨年2011年に刊行予定だったのですが、東日本大震災が起こった関係で今年に延期されたそうです。(あとがきにありました。)
吉村氏の作品は、読みやすいのですが、あとにいろいろ考えさせられることが多いです。今回もそうでした。
近況が知りたくて、今日久しぶりに公式サイト を覗いたら、「訃報のお知らせ」が。何かの冗談か、それとも演出かと思い、いろいろ調べたのですが、5月14日に本当に急逝されたのでした。言葉にならないほどショックを受けています。まだ60歳。進行性胃がんだったそうです。4月下旬に入院されて、そのまま亡くなられてしまったそうです。
大好きな朝比奈耕作シリーズの完結編“新・惨劇の村・五部作”の『玄武村の惨劇』と『愛の奇跡』が未刊となり、未完のままとなってしまいました。
宝塚歌劇や劇団四季の舞台を良く観劇されていて、日記に感想などを書いてくださっていたので、すごく身近な作家さんでした。公式サイトに感想を送るとサイト上でですが返信をくださいました。最初に返信を読んだときにとても嬉しかったのですが、これも想い出になってしまいました。
最後になってしまいましたが、吉村達也氏のご冥福をお祈りいたします。