10月23日(土)、ジプシー男爵/Rhapsodic Moon11時30分公演を観劇しました
またまた、今回も何も予習せず、なるべく情報を入れないようにして観劇をしました。
ジプシー男爵は、ヨハン・シュトラウス作曲のオペレッタ「ジプシー男爵」を原作に、リメイクをしたミュージカルとのことでしたが、オペレッタの歌曲が使われているのが観ていて分かりました。明らかに曲調が違うのですが、あまり違和感なく溶け込んでいました。最近のは、コーラスに厚みが出てきていると思います。
演出が谷先生ですが、原作があったためか、珍しくハッピーエンドで良かったです。何となく白夜伝説を思い出したのですが、これも作・演出は谷先生でしたね。
プロローグの約6分間のデュエットダンスは圧巻でした。しかし、私は蒼乃夕妃さんのダンスにちょっとした違和感を感じながら観ていました。ショーを観ているときにふと感じたことがあります。まりもちゃんは、肩が前に出る癖があるのと、上半身がちょっとクネッとするとき癖があるのではないかと。
霧矢大夢さんの第一声の「チワッス」は、ME AND MY GIRLのビルを思い出しました。「孤児稼業~」と歌いながらも屈託がないのもきりやんの明るい人柄が出ているなぁと思い、バリンカイは本当にきりやんにピッタリの役だと思いました。
パリ役の龍真咲さんを観ていると、何となく紫吹淳さんを思い出しました。真琴つばささんがトップのときのリカさんの役は、このパリのような人物が多かったように思います。
明日海りおさんのオトカーと彩星りおんのアルゼナは、お二人のふんわりとした雰囲気がお芝居のアクセントというか癒しっぽい感じで良かったです。
そして、ヴィオルカ役の愛希れいかさん。男役なのにそんな雰囲気を感じさせない娘役をやっていて、ある意味凄いと思いました。
ショーは初見だったため、生徒さんを確認するのに必死だったのですが、その中で特に印象に残ったのが、“月の光”の場面の美鳳あやさんの手の動き。月の光のように優しく動かしているのが、本当に綺麗で今回がサヨナラ公演なのは、本当に残念です。
これから、歌劇の座談会などを読んで復習してから、次回の観劇に臨みたいと思います