kapu...kapu...

K-POP好きのチング!

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熱をもつ手 …onew

photo:01



「ごめん。風邪、ひいちゃったみたい。」

週末に会おうと言っていた約束に対するジンギからの電話だった。電話からでもすぐにわかる、無理に繕っているような声を聞き、無性に心配になった私は次の日ジンギの家に行くことにした。

大丈夫かな。多忙なのに加えて、リーダーという役目の責任感からか頑張って頑張って、いつも我慢しすぎてしまうから。宿舎のチャイムを鳴らす。ドアを開けたのはジョンヒョンだった。

「あ、ヌナ。いらっしゃい~今オニュヒョン寝てるよ?
俺たちは仕事にいかなくちゃいけないけど…ヒョンのことよろしくね?」

そう言って仕事に向かった。ヒョン想いだなぁ。そう思いながら、ジンギが寝ているであろう部屋に向かう。

扉を開けると、そこにはベッドにだるそうに横たわるジンギがいた。その隣の机には『ちゃんと温めて食べること。』と書かれたメモと鍋に入ったおかゆと薬が置いてあった。きっとキボムが作ったのだろう。メモの素っ気なさとその行動のギャップが彼らしい。どうやら、途中買って来た材料は無駄になってしまったみたい。

そう思いながら、寝ているジンギの隣に座って、そっと額に手をあてる。汗ばんだ額にさらさらとした髪の毛がひっついていて、その表情はとても苦しそうだった。熱いな…こんなになるまで無理して…氷まだあるかな。そう思い手を離そうとした時、

パシッ

離そうとした手を掴まれ、寝ていると思っていた彼がゆっくり目を開けた。

「来てくれてたんだ。すぐに起こしてくれればよかったのに。」
「びっくりした… 起こしちゃったね。大丈夫…じゃないよね。」
「んーん。なんか今急に良くなってきた気がする。」

にこっと笑うその笑顔が弱々しくて悲しくなった。

「なんでお前が泣きそうなの?」

そう言って私の手の上に自分の手を重ねるジンギ。

「ちょっと待っててね?なにか温かい飲み物持ってくるから。」
「いいよ。大丈夫。それよりこのままでいて。冷たくて気持ちいい。」

そうして手を重ねたまま、ひとつ大きな深呼吸をして再びゆっくりと目をつぶった。

「ジンギ?寝たの?」

すーすーと規則正しい呼吸音が聞こえる。その呼吸音になぜかひどく安心した。やっと会えた。ここにいる。

「ジンギ…大好きだよ。早く元気になってね。」

ベッドに頭を預けながら言うと

「ありがと。ずっとそばにいてね?そうすればすぐに良くなるから。」

耳元で彼が呟いた。あぁ、少しでも、少しでも早くジンギが元気になりますように。知ってる?頼まれなくたってそばにいるんだからね。あなたを想っているんだから。
ずっと。いつまでも。


end.





ここに載せるの初めてでどきどきしますね。
こういうのちょこちょこ書いてますw


違うとこに書いてたのをたまーにこっちに載せにきますね。
見てくれるだけで嬉しいのです。
それでは^^






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