こんにちは。

blogを再開して数日が経ちました。

 

日々色々な事が起きて、喜んだり、落ち込んだり、怒ったり、感動したりすることも多い一方で、忘れん坊な私はそうした出来事を次々と忘れてしまうので(笑)、やっぱりこうして文字にして残すことも大切だなぁと感じています。

 

 

 

さて、今日書き残しておきたいと思ったのは、今年初めに引いたおみくじについてです。

 

初詣にお邪魔した神社で参拝を終えた後、心の中で「今、一番私に必要なメッセージを下さい。」と話しかけながら1つのおみくじを引きました。その後、手のひらに乗ったおみくじを両手で包み込みながら、開ける前にもう一度同じ言葉を心の中で呟きました。

そうして、いざおみくじを開いてみたら、書いてあった言葉にもうびっくり!!自分が2023年をどう過ごしてきたかを見透かされたようなメッセージでした泣き笑い

 

「あつい寒いと歎くも無駄よ、苦情いわずに、にこにこと

寒ければさむいを歎き、暑ければあついとかこち、よいにつけ、悪いにつけ、苦情を言い、不平を言う。

それは神様の御心にそむく無駄事である。

暑さに耐え、寒さをしのぎ、これに順応し、これを克服する方法を講じて、黙々と、にこにこと朗らかにやって行こう。」

 

はい、2023年は、ひたすら心の中で主人に不満をためていた、否、心の中でためるだけではおさまらず、実際主人に不満をぶつけまくっていた年と言っても過言ではありませぬ。

 

基本的に家事も育児も私のワンオペということもあって、子どもが産まれてからは、「思うように外出できない」「思いっきり仕事ができない、寝られない」「自分の時間を自分の取りたいときに取れない」という不満で頭も胸もいっぱいで、言葉を選ばずに言えば、思う存分仕事が出来て、友達にも会いたいだけ会えて、疲れたと感じたら昼まで寝てリフレッシュすることも出来て、髪が伸びたと思ったらすぐ美容院へ行ける生活をしている主人が憎くて憎くて仕方がありませんでした(笑)。本当、羨ましいというレベルを超えて、「憎い」になっていたと思います。

 

なので、主人のやることなすことのほぼ全てが気に入らなくて、「なんで●●してくれないの」「なんで●●するの」と毎日本当に文句ばーーーっかり言っていました(笑)。しかも、主人が言われてすぐ反応してくれるタイプではないことも相俟って、私のテンションもどんどんヒートアップしていました。あんなに毎日誰かに得も言われぬ不満を感じて、文句を言いながら過ごすのは、人生で初めてだったかもしれません。

もちろん、日常生活や仕事で周りに「ぬぬぬ」と感じることはこれまでもありましたが、四六時中誰かに対して「ムカつく」と感じたり、実際口に出して文句を言うレベルのことは初めての経験でした(主人が口に出して言える相手だったことは、不幸中の幸いだったと思います泣き笑い)。


もう、コレを言うことで相手が果たして変わってくれるのかどうか?とか、この伝え方で良いのか?とかそんな冷静な考えはなく、相手に不満をぶつけたい、言ってやりたい、なんなら叩きのめしたいくらいの気持ちが正直ありました。

 

...とはいえ、心のどこかで、「これはいけない」「このやり方は間違っている」とメッセージを送っている自分がいることもひっそり感じてはいました。ただ、もうそんな自分の内からのメッセージに耳を傾ける余裕もないくらい、日々、怒りを感じて生きていました不安

 


 

 

 

 

そんな1年だったので、このおみくじを見たとき、「あぁ、やっぱり、良くなかったよね。そうだよね」と素直に感じ、腑に落ちました。そして、「今のやり方、進んでいる方向は間違っていると止めてくれたんだ」と思いました。

 

不満を感じるのは、相手に何かを期待して、それに応えてくれないからなんですよね。

その期待は自分が勝手にしているだけのことなので、相手がその期待に応えてくれないとしてしても、仕方がないというか、そこに不満を感じるのは違う...とずっと思ってきたはずなのに、2023年はもう止まらない暴走列車みたいに不満ばかりを募らせていました。

 

凄く不思議なのですが、このおみくじを引いてから、気持ちがすっと楽になって、主人に対する気持ちも変わった(子どもが産まれる前の、穏やかな感じに戻った(笑)ように)感じています。落ち着きを取り戻したのか何なのか、ひとまず、相手を変えてやろうと意味のないことに躍起になっていた自分と少し距離を取れたように思います。

とはいえ、もちろん、いきなり怒りや不満の気持ちが全くのゼロになったわけではありません泣き笑いただ、それでも、これまでみたいにただ感情に任せて、感情に支配されるのではなく、「あぁ、今怒りや不満を感じているのね。じゃあ、その原因は何かな?」とか、「どうしたらその怒りや不満を手放せるかな?」という思考ができるようになってきたと感じています。

 

そうしたら、自然と、主人に対する感謝の気持ちも少しずつ、まるで春先に雪の間から目を出す蕗の薹のように、再びちょこちょこっと湧き出てきました。2023年は、正直、ノートに「今感謝していること」を書こうとしても筆が進まず、「今不満に感じていること」ばかりにフォーカスしてしまっていましたが、今年に入ってからは、少しずつ「今感謝していること」を再び感じて、書けるようにもなってきています。

 


 

 

 

 

そして、このおみくじの話ではもう1つのおまけがありまして(笑)。

 

私が自分のおみくじのメッセージを読んで思わず笑ってしまい、それを主人に見せたところ、主人からも「ほれ見たことか!」みたいな反応をされたので(2023年は、主人からも実際に「お前から最近文句しか言われない」と言われ続けていた1年でした)、私が「じゃあパパのおみくじを見せてよ!」と言って主人のおみくじを見ようとしたとき、「違うよ、これ私のおみくじじゃない。パパのを見せてっててば!」というやりとりが起きたんですね。そして、その後分かったのは、なんと、主人も私とまるっきり同じメッセージのおみくじを引いていたのでした(笑)。

 

そんなこんなで神様から「もう二人ともいい加減やめなさい」と注意されて幕開けした2024年ですが(笑)、今年は、互いに感謝を感じる、感じられる心を持った1年にしたいと心から思い、心かげて過ごしています。

最後に、もう2月も半ばですが、皆さまもどうぞ良いお年をお過ごしください。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました