こんな言葉があります。

サバイバーズ・ギルト
Survivor's guilt

戦争や災害、事故、事件、虐待などに遭いながら
奇跡の生還を遂げた人が、
周りの人々が亡くなったのに
自分が助かったことに対して、
しばしば感じる罪悪感のこと。
(wikipediaより)

ナチスによるホロコーストを生き延びた人々などに
みられたケースが有名だと言われています。

wikipediaによれば、

『日本では、2005年の兵庫県尼崎の
JR福知山腺事故において、
生存者の間にこの種の感情が見られると
報道されたこともあって認知度が高まった。』

心的外傷後ストレス障害(PTSD)をおこして、
心理的なケアが必要になることもあります。


ざっと、粗くですが、専門文献をみても
サバイバーズ・ギルトでは、
ちょっと文献が少ないので
wikipediaから抜粋させていただきました。

なぜ、こんなことを書きだしたかと言うと、
昨日、伺ったネイル・サロンのネイリストさんの言葉。
40代、今からできる美しい姿勢とセクシャルヘルス
きれいでしょ?アップ

ちょっとしたインテリアがなごむサロンです。
ケアをしてもらいながら、彼女が言うには、
「毎晩、テレビを見ていると、
眠れなくなってきて、とっても疲れてしまうんです、

それに、なんだか、これでいいのかな?って。」

”こんなことしてていいのか?って感じ?

こうやって、爪のおていれして、生産性ないし、って?”

「そうなんですぅ~。ほろり泣


もう、だいぶ通常どおりになったから、ラジオにしては?

と言うと、

ご主人は、テレビ見る派なので、
消したくても、耳に入ってしまうと。

彼女はTOPKYO FMが好きなんですって。
そこで、
地震ニュースも流れるインターネットのradikoを
お勧めしたのでしたが。

別の部屋とか、イヤフォンするとか、
少し、地震TVはシャットアウトしては?と。 40代、今からできる美しい姿勢とセクシャルヘルス 40代、今からできる美しい姿勢とセクシャルヘルス


さらに、彼女が、声をひそめて、

「変なこと、言ってしまっていいですか?」

”どうぞ”

「もし地震が来たら、お化粧したままだったら、
何日かそのままなんだなあ、って思っちゃうんですよ。

どうしよう、って。

でも、こんなこと、考えてていいのかな、って。
被災した人は大変なのに」

「もう一つ、あるんです。

ナプキン、どうしようって。
もし、その時生理だったら、って」


みなさまは、どう思いますか~?

わたしは、どれも正直、リアルな思いだと感じます。

実際、今日も専門家MLで、現地から、
被災地から、ミルク、オムツのほか、生理用品への
依頼が入ってきています。

確か、阪神淡路大震災の時もそうだったと思います。


”そう思うのは、当然のこと。
あたりまえのことよ。

思うことを、やめようって、思わない方がいいよ。

それから、話しちゃう方がいい。

旦那さまにも、
緊張しちゃうから、つかれちゃったな、とか、
お友達に、居間みたいな話も、出した方がいいよ。

話すお相手は選ぶ方がいいかもしれないけど。

思うことは止められないし、
被災地の人に、こんなこと考えて悪いんじゃないか、
と気持ちを封じ込めちゃ、ダメよ。

だって、思ってしまってるんだから。
それは悪いことじゃないの。

それから、役にたってないって、思う必要は
まったく、ないと思うよ。

被災しなかったのは、偶然であって、
自分のせいじゃないから。

だから、できることをしたらいいの。

今日だって、明日だって、予約、あるんでしょ?

必要とされてるじゃない。

ワタシも、ネイルサロン来ていいのか、
って気はしないでもないけど、

気分転換して、切り替えないと、って思ったのよ。

爪くらい、どうでもいいという感覚もあるけど、
毎日は続くんだから、

じゃあ、気持ち良く過ごして、元気な方が
なにか、できるじゃない?”

・・・と、お節介よろしく、ついつい話してしまいました。

彼女は、

「ほんとですか~、よかった。
こんなこと、考えるの、へんかな、って。

よかった。気が楽になりました。

考えてると、食べられなくなっちゃうんです。
ニュース見てると、胸が詰まってきちゃって」


この方の記事を読んでほしいな、と
思いました。


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仕事柄、派手にはできないので、
ナチュラル、ヌードカラー系で。

のびていた爪がきれいになりました。
この時間で、ずいぶん気持ちの切り替えができました。

この状況が、心身に影響していない人は少ないでしょう。
自分のからだやこころをよく感じて、

無理をしないで、いきましょう。

「日常」と「生活」は続くものなのです。



ストレス対策で大事なことは、

ストレス・コーピング

ストレスに対処する、ってことですが、

たとえば、

人に話す、
休養する、
美味しいものを食べる・見る・触れる、
どこかに出かける(今は可能な範囲で)、

なんでもいいのです、自分が楽になれるなら。

もっと、何らかの問題があるなら、
気力があるなら、その解決に直視するのもいい。

震災という解決しがたい問題に無力感が強い場合は、
その感情をだすことも
コーピングの一つです。

娯楽的な楽しみをしてはいけない、
と思うならば、
その感情を話してみるのも大事。

そして、リラックスできることをする。
深呼吸でも、暖かくするでも、
マッサージしてもらうでも。

ストレスがたまりやすい性格傾向、
というのがあります。

ふだん、自分がそうかな、と気付いている人は
意識的に、自分をケアしてあげるといいかな。

気付いていない人は、
こういう記事も見ないかな~って思うけど(笑)、

ううむ、いつもと違うぞ、しんどいぞ、って思ったら、
なんかコーピングしてみるといいかも。

こういう時に、むりに、
ストレスためやすい性格ってなんだ~?
なんて、考え込まない方がいいです。

それだけで疲れちゃいますからね。

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こんなきれいで居心地のいいサロンでした。

そこに今あるものは、あるのだから、
きれいなものはきれい、と言っていいのだと思います。

「一番悲しいのは、忘れ去られることだ」
これは長期的に。

少しだけ震災のことを忘れる時間があっても
それはいいのです。

でなくては、長期支援はできません。
現場にいるのではないのですから。


買い占めだって、子どもがいると思えば、
無理からぬこと、と思います。

程度問題はあるでしょうけれど、
こういうときは、その判断は難しいですね。

専門職でも、現場にいない場合は、後方支援です。

では、被災地にいない人は、
しっかり食べて、活動して、眠りましょう。

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サロンのNさん、いつもありがとう。

もう一人のスタッフのMさん、
被災地にご親族がいて、やっと連絡がとれたとか。
心配だったでしょうに、笑顔でありがとうね。