場所設定


昭和40年、イチミヤ本町商店街は人で賑わっていた。

一宮を含む尾州地帯は、東北、九州地方から人が集まり繊維の街として繁栄をしていた。

街の中心地である本町商店街は、交通機関、行政が近くにあり、バスを利用して買い物をするという人がほとんどの為、街の人の消費はこの1km程度のアーケード街に集約していた。人は休日になるとここで買い物をし、ご飯を食べ、娯楽を楽しんでいった。


昭和50年 大手の量販店が駅から2キロメートル程離れた郊外に大駐車場を完備したデパートを完成、その頃には街のほとんどの人がマイカーを手に入れており、新しく出来たデパートに人は流れていった。


平成16年 郊外店の進出と繊維業の不振により商店街は人が少なくなり、最盛期には100件以上存在していたお店も倒産や廃業といった形でシャッターを閉め、寂れていっている。


この物語は主人公であるヒロインがそんな街を、仲間と昔のような商店街に戻そうと努力する涙と笑いのストーリーである。