- 愛する人を亡くした人へ ―悲しみを癒す15通の手紙/一条 真也
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この↑本を買った。
著者は大手冠婚葬祭会社の代表取締役。
沢山の、愛する人を亡くした人達と毎日のように
接してきて、遺された人達の悲しみが少しでも
癒えるようにと書かれた、手紙形式の著書。
行き場のない悲しみや辛さが
月明かりに照らされたように
ほんわりと癒された。。。
第一信には、
親を亡くした人は、過去を失う。
配偶者を亡くした人は、現在を失う。
子を亡くした人は未来を失う。
恋人・友人・知人を亡くした人は、自分の一部を失う。
と書かれている。
この言葉は、この本の著者の言葉ではなく
ユダヤ教の教師でもある、E・A・グロルマンと
いう人の言葉らしい。
あ、この本は、そういう宗教家のような人達の
言葉が少し引用されていたりはするけど
本全体には宗教色は殆どない、と私は思う。
殆どの人間が考えた事があるであろう
「死」とは?
人は死ぬとどうなるのか?
との問いに優しく答えてくれてるような本。
同じく第一信の中で、
私が、どうしても気になった事がありました。
日本では、人が亡くなった時に「不幸があった」と言う事でした。
私達は皆必ず死にます。
死なない人間はいません。
いわば私達は、「死」を未来として生きているわけでです。
その未来が「不幸」であるという事は、必ず敗北が待っている
負け戦に出ていくようなものです。
私達の人生とは、最初から負け戦なのでしょうか。
どんな素晴らしい生き方をしても、どんなに幸福感を
感じながら生きても、最後には不幸になるのでしょうか。
あなたのかけがえのない愛する人は、不幸なまま、
あなたの目の前から消えてしまったのでしょうか。
亡くなった人は「負け組」で、生き残った人達は「勝ち組」
なのでしょうか。
そんな馬鹿な話はないと思いませんか。
私は、「死」を「不幸」とは絶対に呼びたくありません。
なぜなら、そう呼んだ瞬間、私は将来必ず不幸になるからです。
死は決して不幸な出来事ではありません。
愛する人が亡くなった事にも意味があり、
あなたが残された事にも意味があります。
…と、書かれている。
そうだよね、死ぬ事は「不幸」じゃないんだよね。
自分より少し先に旅立ってしまっただけの事。
私だって絶対同じ場所に行くんだから。
この後に14通に分けて、
葬儀について、命について、悲しみについて、
学びについて、愛について、時間について、
あの世について等書かれている。
買ったその日に一気に読んだけど、
寝る前に又少しずつ読み返してる。
早く涙が止まるといいな。。。