HACO
和泉希洋志
山本精一
speaker gain teardrop (from 広島)

出店(Drink & food):茶音女=紅茶喫茶2CUPS



久々のノイズ系轟音サウンドシャワー浴び
脳味噌シャッフル。
文章書けないかも…心は異次元…

 

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namba-bears.main.jp/
 
20数年ぶりに訪れた難波ベアーズ。
創業1987年らしいから
できたばかりの頃に行ってたんだな。
 
その頃伝説のライブハウスEGG PLANTで知った
Boredomsとか想い出波止場とか好きで
ベアーズにも行った。
 
boredoms - thrash onanie
early boredoms live at eggplant osaka in 1986
 
 
 
OMOIDE-HATOBA(想い出波止場)_Liner Motor Jet Stop
 
Boredomsとか想い出波止場とかも20数年ぶりだ。
 
 
 
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以前、リリカルバンビさんとの共演で知ったHacoさん。
高感度な音楽世界に魅了され、思わずCDも買ってしまったのですが
 
その記事
Haco with リリカルバンビ @中崎町創徳庵 2016.03.07.mon.
 
 
Hacoさんのライブがあると知り
しかも共演者が
和泉希洋志(boredoms)
山本精一(boredoms・想い出波止場)
ではないですか!
 
5月6日は他ライブかぶってたのですが
万難を排してベアーズに行こうと決めました。
 
行ってよかった!
出演者全員、極上高感度のライブアクト!
 
 
 
 
 
 
 

 

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トップバッターはHacoさん。
 
サンプラー・機械音に溶け込むきれいな歌声。は
満点の星空に包まれ心が気持ちよくゆらぐ感じになる。
 
Hacoさんは、歌う姿がとても可愛らしく魅力的だ。
 
今回の目玉はカバー曲。
何をカバーするのか楽しみでした。
 
そして、予想もつかない選曲。
これはもうオリジナルだ。
自分的人知をはるかに超えることをHacoさんはやってくれる。
 
曲は山本精一さんがカバーしているLou ReedのCandy Says
 
Seiichi Yamamoto: Candy Says
 
私は山本精一さんの歌物初めて聴きました。
アルバムもあるそうです。"Playground Acoustic +"
山本精一さんの歌、めちゃくちゃ良いですねー!
 
そこにHacoさんの歌がデュエットする!
オリジナル機械音のアレンジが重なる。
凄い。音の多重露光みたいな、不思議な音楽空間。
 
こうゆう方法もあるのかー。
思いもよらぬ音楽技法で、素敵なカバー曲を創るHacoさん。
 
この日のライブに来て、、ほんと良かったです。
 
Haco - Over the Unfinished Bridge
 
■ HACO
ヴォーカリスト、作曲家、エレクトロニクス奏者、サウンドアーティスト。80年代に音響芸術を学び、After Dinnerを結成すると共に作品が国際的に評価される。
近年、声と有機的なエレクトロニクス手法をむすびつけた独自のパフォーマンスを展開。その透明感のある歌声と音響技術の融合により実験的かつポップ感覚をつめこんだ楽曲によって、世界中にファンをもつ。
これまでにソロやHoahio等のCD発売多数。海外の革新的な音楽/アートフェスティバルからの招聘をうけ毎年のように公演ツアーを行っている。
2015年3月には、通算6枚目にあたるセルフプロデュースの歌ものソロアルバム「Secret Garden」が国内Nuovo Immigratoよりリリースされる。
2016年9月にフランスのRIOフェスティバルにて、Haco & Nippon Eldorado Kabarettの公演が決定。
 
 
 
 
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2番目は和泉希洋志さん。
 
言葉のないワンシーンワンカットの30分程の演奏。
息をするのも忘れていた。
 
言葉は必要ない。
 
和泉希洋志さんが紡ぎ出すモジュラーシンセサイザーの音が
物語っているから。
 
そこには物語がある。
と感じた。
 
計算されつくしたシナリオがあって
熟練した技巧があって
 
一つ一つの音が
饒舌に物語を表現する。
 
 
音に反応して揺れる脳と身体。
 
裸のランチ
どこにもない世界の物語。
 
 
 
 
演奏が終わったことに気づかず
あっけにとられた客席は静まり返っている。
 
次の瞬間
盛大な拍手、ブラボー!絶賛の嵐!
 
"UNIVERSE" ~ EPS.01 ~ #5 aSymMedley a.k.a 和泉希洋志
 
■ 和泉希洋志 (Kiyoshi Izumi)
日常生活にある五感をテーマに、絵画、彫刻、CG、ビデオ映像、サウンドを自在にリミックスし作品を編み上げるマルチアーティスト。大阪中津「SOMA」を拠点に食の提示、ギャラリー、レーベルbitSOMAの運営も行う。
1990年に美術作家として初個展。
1995年にバンド「ユニバーサル・エラーズ」を結成。
1997年にリチャード・D・ジェームス(エイフェックス・ツイン)主宰リフレックスよりソロ・デビュー。
2000年チャイルディスク、2004年ピース・レコーズからアルバムを発表。
多くのコンピレーションへの曲提供、竹村延和、OOIOOなどのリミックスも手掛ける。
1996年より小杉武久のサウンド・パフォーマンス、1997年よりボアダムスのライブ&レコーデイングに参加。
2011年にアシンメドレー名義のアルバムをaltz musicaより発表。
12年ぶりとなる個人名義アルバムを2016年3月に発売。
 
 
 
 
 
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3番目は山本精一さん
 
いつ照明が点くのだろうと思いながら
ステージは暗いまま演奏は続く。
 
あー!こうゆうギターの音!久しぶりに聴く!
懐かしいとゆうか
本来自分はこうゆう音好きなんだ
って心が甦ってくる想い。
 
衝動的な
破壊的な
それでいて
前向きな力強い音。
 
気分がだんだん高揚してゆく
身体が大きく揺さぶられてゆく。
 
足元にずらりと並んだペダルを
踏みこなすアクションも含めて
かっこいい!
に尽きる。
 
ワンシーンワンカットの30分程の演奏。
ノーMC
無言で始まり無言のままステージを去ってゆく。
演奏が終わったことに気づかない客席。
 
あっけにとられた次の瞬間には
盛大な拍手、ブラボー!絶賛の嵐!
 
和泉希洋志さんといい、山本精一さんといい、さすが
有無をも言わせぬ存在感と迫力。
 
Seiichi Yamamoto 2013 東京
 
■ 山本精一 (Seiichi Yamamoto) 
1986年から2001年まで「BOREDOMS」に参加。以後、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」「PARA」「MOST」「TEEM」「Ya-to-i」「NOVO-TONO」「CHAOS JOCKEY」他多数のバンド/ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとして、様々なジャンル/フィールドにおいてワールドワイドに活動を展開する。
また、湯浅政明監督アニメーション『マインド・ゲーム』、三池崇史監督の「殺し屋1」、矢口史靖監督の「アドレナリンドライヴ」などの音楽も手がける。
エッセイストとしても様々な媒体に寄稿し、1999年には随想妄想小説シリーズ「ギンガ」2009年に「ゆん」2014年に「イマユラ」を出版。
また画家、写真家としての活動も行っており、個展や主に自作のアートワークにおいて定期的に作品を発表。音楽家としての代表作として「Crown Of Fuzzy Groove」(ソロ作)「SOUL DISCHARGE 99」(BOREDOMS)、「ソングライン」(羅針盤)「水中JOE」(想い出波止場)「FLAGE」(ROVO)「幸福のすみか」(山本精一&PHEW)「X-GAME」(PARA)、「MOST 」(MOST) 、「ラプソディア」 (歌物ソロ)等 がある。
www.japanimprov.com/syamamoto/syamamotoj
 
 
 
 
 
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そしてラストはfrom 広島 speaker gain teardrop
 
ギター・ベース・ドラムのシンプルなバンド
かと思いきや、それだけでは済まされないとんでもないバンド
に出会ってしまった。
 
ギター・ベース・ドラムだけでもかなりの演奏力でレベル高いところに
シンセサイザーの音がかぶさり
重層的な音世界を創りだしている。
 
と思っていましたが
ギターは1人でシンセっぽい流麗な音から重厚壮大な轟音までかき鳴らしているらしい。
凄い!
 
こんなバンド初めて観た!
(自分が知らないだけかもですが。)
 
こうゆう方法もあるのか・・て感じで
しかも
きれいなメロディラインに幸せ感があり
心地よさが充満してくる。
 
1曲が長いインストだが、長い感覚はしない。
 
まだ若いメンバーみたいだ。
「自分達が最後でいいんですかね。」
(先の大先輩方を差し置いて)
って、謙虚なMCに好感が持てる。
 
こちらはちゃんと普通にMCもあり
ラストの曲が終わると
客席の拍手なりやまず
 
「え?!いいんですかね。
広島だとすぐ帰りますよ。」
って、かなり謙虚。
 
まったく知らないバンドで
今回期待とかしてなかったんですが
かなりいい!これいい!
 
JAPAN SHOEGAZER FESTIVAL 2012 OSAKA speaker gain teardrop
 
■ speaker gain teardrop
広島を拠点に活動するスリーピース ポストロック/シューゲイザーバンド。
98年に前身バンドを経てムラカミ/ホリベを中心に結成。
17年間ゆっくりと音楽性を変化させメンバーチェンジを繰り返し現在に至る。
通算8枚目にあたる新作アルバムを2016年リリース予定。
最小限の編成、最小限の機材から紡ぎ出される多幸感溢れるサウンドは「幸せの轟音」とも称され、
ポストロック/シューゲイザー/エレクトロニカをアプローチとした1つ1つの音が階段を昇るような気持ちにさせ、
その光に満ち溢れた作品にリスナーは「言葉は意味を持たなくなる」と例えられる程の極上かつ轟音フィードバックギリギリなインストゥルメンタルなサウンドを展開する。
ムラカミ/ホリベが在籍する別バンド「カングルワングル」、ギターのホリベはアンビエント/ドローン/エレクトロニカ系のソロ別名義「stabilo」でも活動をしている。
speakergainteardrop.com
 
 
 


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今回のHACOさんイベントには、外国人の客も多く見かけられ
さすが国際的に評価されている方々だと実感。
 
 
出店の<茶音女=紅茶喫茶2CUPS>のDrink & foodが充実していて
ベアーズ初出店で特製メニューとか。
アルコールがビール各種と焼酎ミルクティの2種類しかないのですけど
オール300円!激安!
 
ふだん焼酎苦手なんですが、どんな飲み物だろうと思い
焼酎ミルクティ飲んでみました。
お!いけますこれは!
まろやかで紅茶の香りが飲みやすく
焼酎への抵抗感がない。
2杯も飲んでしまった。
 
山本精一氏お気に入りの自然発酵紅茶とか
フードもサンドイッチやチビ太のおでんみたいなのやスイーツもあり
どれも美味しそうなのが200~300円!
色々食べれば良かったなあ・・