チョコレート嚢胞手術の記録
入院2日目、いよいよ手術の日です。
朝から検温、血圧測定。
前日の朝から断食でお水かお茶だけは飲んで良かったのだけど手術当日は朝8時から水分補給も禁止でした。
夫が10時頃来てくれて4人部屋から集中治療室の様な個室部屋へ移動。
わ~いよいよって感じだ…
手術の時間が11時半頃と言われていたけど結局呼ばれたのは13時頃だったかな。
血栓予防に手術前から退院時まで履いていてと言われた着圧ソックスを着用して待ちます。
それまでそわそわお腹痛くてトイレを何度も往復
そしてとうとう呼ばれ夫に頑張ってくるねと手を振って看護師さんと2人で歩いて手術室へ。
ここら辺から緊張MAX

中へ入ると麻酔科医の看護師さん。
名前生年月日を言いネットキャップを被り手をアルコール消毒して手術室の中へ。
人がズラっと20人くらい居ておお…。
よろしくお願いしますと言いここでも生年月日と名前、手術する場所を答えフカフカの狭いスポンジベッドの上へ寝かされます。あ、あったかい…!
上を脱がされて布を被せて貰います。
酸素マスクをして点滴からの麻酔でした。
麻酔を入れていきますよ~ゆっくり深呼吸してくださいね~の声。
顔が強ばっていたのか怖いよね、大丈夫大丈夫と3人くらいの看護師さんが手を握ってくれたり肩をさすってくれたり。
名前を何度か呼びますね~との声を最後にたぶんここで意識を無くしました
気づいたら、聞こえますか~!の声で目を覚ましました。
あれ?もう終わったの?という感じで。
目が覚めた時咳が出たけどその時感じたのはお腹が痛い、重い、喉痛い。
先生が覗き込みわかりますか?の声。
あ、終わったのか…目や頭がぼんやりしていて。いつの間にかベッドが廊下を渡っている感じ。あ、さっき居た病室だ…待ってくれていた夫が目に入りほっと安心しました
先生のわかりますか?終わりましたよの声ではっきり意識が戻った感じ。
説明を受ける為、夫が先生と出ていく。
まず喉が痛い。唇に違和感。お腹の辺りが重い感じ。お腹に少しでも力が入ると痛いので動けず…
酸素マスクをして体には心電図、下半身には尿管、足には血栓予防のマッサージポンプ。そして何だか暑い。
夫が戻ってきて少し話そうとしたけど麻酔の副作用で喉が痛くて痰が絡み声があまり出ない…。
どうやら2時間半くらい手術していたようです。
先生からの説明を夫が話してくれたけど癒着もほぼ無く予定通り終了したとの事でした。
卵管も通っていたらしくて無事終わった事に取り敢えず凄く安心しました
最初は子宮の辺りだけ痛かったけどしばらくすると傷口が痛み出して筋肉注射をしてもらう。これがまた痛いんだ
何故か凄く暑くて布団を取ってもらってバスタオルをかけてもらったり…。
少ししたら両親が来てくれて色々話していると何だか吐き気が。
話す事も笑う事も出来るんだけど吐き気だけは駄目だった~
吐き止めの点滴を打ってもらいました。
父母が帰り、お腹の中も傷口も相変わらず痛くて看護師さんに痛み止めの座薬も入れてもらう。
夫の前だったけど痛くてそれ所では無かった…

それと寝たまま顔をタオルで拭いてもらい口をゆすがせて貰う。
喉が痛いけど水分補給出来ないので口をゆすいでくれたのは助かりました。
面会時間の20時まで夫が居てくれて有難かった
その後、吐き気は治まったものの痛みが続いて眠ることが出来ず、看護師さんも1、2時間毎に点滴や心電図の確認、検温、血圧、お腹の傷口、下から出血しているかや尿管のオシッコの袋の交換、痛みや吐き気が無いかを見てくれます。
お腹に力が入らないので寝返りは打てないし頭をあげることも出来ないので髪の毛がぐちゃぐちゃなのも気になって…手術前に縛っておけばよかったな、と後悔
腹腔鏡手術でお腹の中にガスが入ってるので朝方になると腸がギュルギュル動きその度に痛い
朝までがとてつもなく長くて手術後ってこんなに辛いのか、もう二度としたくないと思った記憶です……
手術後の痛みや麻酔の副作用は出ない人も居るし人それぞれと言うけど私はこんな感じでした
割と副作用が多く出た方だったのかな
術後の記録に続きます
